先日、フロントガラスの交換作業に伴い、ワイパーカウルの脱着を行いました。
そのついでに、ワイパーカウルのリフレッシュ作業を行います。
この記事では、E85のワイパーカウルを交換せずに綺麗に蘇らせる方法についてお話していきます。
3000円ほどでピカピカになります。
用意するモノ
- ゴムモール
- 缶スプレー(艶消し黒)
- パーツクリーナー
- ウエス
ワイパーカウルの取り外し方法はこちらの記事をご覧下さい。
ワイパーカウルのリフレッシュ作業
ワイパーカウルのリフレッシュ作業は以下の手順で行います。
- ゴムモール部分をカット
- 洗浄
- パーツクリーナーで脱脂
- 缶スプレーで塗装する
- モールを付ける
作業ごとに解説していきます。
ゴムモール部分をカット
まず始めに、ボロボロになっているゴム部分をカッターで切り取ります。劣化の進行次第ですが、手でポロポロ取れます。
※そんなに神経質になる必要は無いです。
ゴムとプラスチックが一体になっており、よくよく見ると材質の境目が確認出来るのでそこをカットするだけです。
ワイパーカウルを洗浄
カットと洗浄は順番が前後してもOKです。
とりあえず、カーシャンプーや洗剤(食器用でも何でも)を使って綺麗にします。
ゴミが付着していると、塗装の仕上がりが悪くなります。(当たり前か。)
パーツクリーナーで脱脂
洗浄が終わったら、パーツクリーナーを使用して、念入りに脱脂します。
洗車機等で洗車したり、MAX入りのシャンプー等を使用している過去があると、塗料が弾きやすいです。
シリコンオフを使うのがベストですが、パーツクリーナーでも大丈夫です。
パーツクリーナーでも脱脂は可能。ただし、シリコンオフの方が脱脂する力は強いです。
※今回パーツクリーナーのみの脱脂です。(十分だった。)
缶スプレーで塗装する
脱脂が終わったら、艶消し黒の缶スプレーで塗装します。
■ビフォー
■アフター
材質がザラザラしていることと、艶消しなので焦らず均一に塗装してあげればムラ等も出にくいです。
この手のモノは何度も塗っていますが、ホルツだろうとソフト99だろうと、仕上がりに何ら差は出ません。
一気に吹き過ぎないようにしつつ、3.4回に分けてあげればそれなりに仕上がります。
かなり面積が広いので、量をいっぺんに吹かなければ、あまり時間を置かなくても重ね塗りしていけます。
モールを付ける
塗装が終わったら、ネットで購入したこちらのモールを付けていきます。※ヤフオクが1番安いと思う。(色々見てみて下さい。)
溝にはめ込むだけなので簡単です。
ゴムモールは両端をカットして形状を整えるため、両サイドはみ出るように取り付けます。
はみ出たゴムモールをプラスチック側(本体)と同じ角度でカットしてあげればOKです。
本当に気持ちだけ、プラスチック部分も一緒に切ってやるイメージでカットすると、綺麗に切れ端が揃うのでおすすめです。
ワイパーカウルを取り付ける
最後にワイパーカウルを元に戻して、その他(ワイパーやら)も取り付けてやれば作業完了です。
今回購入したゴムモールは、端っこに両面テープが付いている商品でした。
ガラスとモールに隙間が出来なくて良いかも。
前に、E46で同じ作業をしたんですが、その時は両面テープ無しの物を使ったので隙間が…
まとめ
確か新品でワイパーカウルを丸々購入すると1万円を超えたような…
3000円程度も有れば、数時間でここまで綺麗にできるのでこれで充分だと思います。※個人的な意見
ワイパーカウルの劣化はあるあるなので、見た目が可愛そうになっているオーナーさんは参考にしてみて下さい。
ここが綺麗になると、車がかなり綺麗に見えるようになります。
時間もお金も技量も不用です。
それでは。
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