フロントガラスの交換と、劣化のリフレッシュ目的でワイパーカウル(カウルトップ)の脱着を行いました。
そこでこの記事では、E85のワイパーカウルの外し方について解説します。
これからカウルカバーを外す方は参考にしてみて下さい。
必要な工具
- プラスドライバー
- トルクスレンチ
- ラチェット
- ソケット(16ミリ)
- クリップ外し
- タイロッドエンドプーラー
プラスドライバーに関しては、短いタイプがおすすめです。
タイロッドエンドプーラーは、ワイパーを外すのに使用します。形状に関しては、後ほど写真が出てきますのでそちらで確認して下さい。
【E85】ワイパーカウルの外し方
E85のワイパーカウルは以下の手順で外せます。
- ワイパーを外す
- クリップを外す
- ウェザーストリップを外す
- ワイパーカウルを外す
作業内容は至ってシンプルです。順番に解説していきます。
ワイパーを外す
ワイパーはキャップを外すと、16ミリのナットで固定されています。
ここのナットを外しただけでは、外すことが出来ません。
こちらの画像のように、プーラーをかませて引き抜きます。ちなみにこのプーラーはタイロッドエンドプーラーです。
ワイパー専用のものもあるのですが、構造はまるっきり同じなのでこれから購入するぐらいなら、タイロッドエンドプーラーを購入した方が、後々使えるんじゃない?というのが個人的な意見です。
もしも、プーラーが上手く入り込まない場合は、以下のようにナットを逆付けしてナットのカサを押してやります。
圧入されている訳では無いので、これで充分外れます。
爪が少し噛んで、ナットのカサに数ミリボルトが当たれば十分です。
クリップを外す
ワイパーカウルを固定している4本のクリップを外していきます。
全部で4つあります。
両端とタワーバー付近に2個です。
ここはプラスのドライバーでネジを外して、クリップ外しを使って外します。ネジを締めるとクリップが開くタイプのクリップですね。
ヒューズボックスの近くにある箇所が少し外しにくいですが、斜めからドライバーを入れて少し回せば、あとは素手で回せます。
ネジが舐めてしまっても気合いで回せるので、そんなに心配いらないです。
ダメになったら、国産車用のはめ込むだけのクリップで代用すれば良いだけの話です。
タワーバー付近の2箇所も、タワーバーなんて外さずに取れると思います。
ネジを外したら、クリップで少しこじれば簡単に外れます。
ウェザーストリップを外す
ワイパーカウルにウェザーストリップが挟んであるので、ここを持ち上げるように外します。
ただハマっているだけです。固定はされていません。
ワイパーカウルを外す
ワイパーカウルの右側(助手席側)に配線が固定されているので、配線を外すなり固定用のバンドを外すのもお忘れなく。※画像撮り忘れました…
C字というかなんというか…配線が固定されています。(僕は配線を外した。)
ここまで出来たら、ワイパーカウルを持ち上げるようにしてやれば、外せます。
ただし、クリップがハマっているので、一瞬力を掛けるように持ち上げます。
この白いクリップと、細いピンのようなクリップの2種類あります。
瞬間的に力を掛けるのがポイントで、上手くやらないとクリップが全滅しますので注意です。
このようなクリップ形状なので、事前に外すことは不可能です。
まとめ
ワイパーカウルを固定しているクリップ4箇所のボルトが少し回しにくいですが、比較的簡単に外せます。
もしクリップが破損したら、穴の径を計測して近所のカー用品店なりに国産車用クリップを買いにいけばOKです。
※ネジ式のクリップは使い勝手悪いよね。
それでは。
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