電動幌の故障でありがちな原因でもある、水抜き穴のゴミの詰まり。
車を購入してから、まだ確認出来ていなかったので、早めに点検しておくことにしました。
この記事では、E85(Z4)の幌の水抜き穴点検方法についてお話していきます。水抜き穴の場所も画像付きでお伝えしていきます。
水抜き穴が詰まっていると、電動幌の故障(モーターの水没)する可能性があるので要注意です。
必要な工具
- 油圧ジャッキ
- リジットラック
- ラチェット
- ソケット(8、10ミリ)
幌の水抜き穴にアクセスするためには、タイヤハウス内のカバーを外します。
そのため、ラチェットと8、10ミリのソケットが必要です。
【E85】幌の水抜き穴点検
E85の電動幌の水抜き穴は、左右の後輪タイヤハウス内にあります。
確認する際は、左右セットで見ることをお忘れなく。
水抜き穴のアクセス手順は以下の通りです。
- ジャッキアップする
- カバーを外す
ジャッキアップについてはこちらをご覧下さい。
車をジャッキアップし、タイヤを外したらこちらのカバーを外します。
- 左右 8ミリ
- 中央 10ミリ
この3本に加えて、下側にもボルトが1本ありますのでそちらも外します。
少し見えにくいですが、覗き込むと確認できます。
こちらのボルトは8ミリです。
ハウス内側からボルトを外して、カバーをめくるとボルトの位置が把握出来ます。
カバーが外れたら、その中を覗き込むと…
画像の丸で囲った部分が水抜き穴です。ゴム製のキャップがしてあります。
ピントがズレていますが、凄いゴミが溜まってます…(あまり宜しくない…)
画像は左側(助手席側)ですが、運転席側も同じ位置に水抜き穴があります。
水抜き穴のキャップを掃除
水抜き穴についているゴム製のキャップは引っ張ると外れます。
ネジ山にも見えますが、ネジ山ではないです。
画像の通り、2ピース構造になっていますので、分解して綺麗に掃除しておきます。
ちなみにこのキャップは十字に切れ込みが入っていて、そこから水が落ちるようになっています。
せっかくなので、この中も水洗いしました。
ちなみに、水抜き穴の中も汚れが溜まってましたので、ホースで下から水を入れつつブラシで掃除。
最後にキャップを戻して作業完了です。
これ、キャップ付けなきゃ良いんじゃね?!
確かにそう考える方もいらっしゃるかもしれません。おそらくこのキャップは、下から砂埃が侵入しないように付けてあるものです。
キャップはつけておき、半年に一回ほどのスパンで様子を見る方が良いかと思います。※個人的な意見。
まとめ
電動幌故障は水抜き穴のつまりだけが原因ではありませんが、1つの原因になりうることは事実です。
水抜き穴が詰まって、水がスムーズに抜け落ちないと、電動幌のモーターが水没するリスクがあります。
※オープンカーを雨曝しにしているのが間違いだ。と言われればそれまでですが…。笑
気になる方は、お早めの点検をお勧めします。
長いこと水抜き穴のチェックをしていない車や、砂利の駐車場に車を停めている方は要チェックです。
ジャッキアップとタイヤを外すことが出来てれば、誰にでも簡単にできる内容です。
それでは。
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