E85にキャンバーアームの取り付けを行いました。
この記事では、E85のキャンバーアーム取り付け(コントロールアームの交換)についてお話していきます。
ちなみに僕はデフを下ろさずに交換しました。
必要な工具
- メガネレンチ(18、22ミリ)
- モンキーレンチ
- スピンナーハンドル
- ラチェット
- ソケット(10、18ミリ)
22ミリのメガネレンチに関しては、デフの固定箇所を外すために使用します。
18ミリのメガネレンチに関しては、長めのものがお勧めです。
E85にキャンバーアーム取り付け
作業手順は以下の通りです。
- プレートを外す
- ハブ側のボルトを外す
- デフのボルトを外す
- 奥側のボルトを外す
- キャンバーアームを取り付ける
作業自体はとてもシンプルなんですが、ボルトがなかなか抜けず大変だったり…
順番にお話していきます。
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧ください。
プレートを外す
まず始めに、アンダーカバーが邪魔なのでこちらを外します。
確か10ミリだったと思います。※もしかしたら8だったかも。
数が多いので、インパクトレンチで一気に外していきます。
ハブ側のボルトを外す
アンダーカバーが取れたら、まずハブ側の固定ボルトを外していきます。
こちらのボルトはナットもボルトの頭も18ミリです。
こちらのボルトは偏心カムになっていますが、キャンバーアームに交換すると意味はなさなくなるので特に印等は不用です。
もし、キャンバーアームをすぐ外すような可能性があるのであれば、合いマーク等を付けておきましょう。
奥側のボルトを外す
※すでにキャンバーアーム付いちゃってる〜。
ハブ側が取れたら、次に奥側のボルトを外していきます。
ちなみに、裏側は周り止めがついているので抑える必要は無いです。※後で写真見せるけど抑えようも無い。
そしてここからが問題…
ここのボルトはすんなり抜けません…(特に助手席側)
ドラシャというかデフというか位置が近すぎて、思うようにボルトが抜けません。
とりあえず、少しでもクリアランスを確保するため、デフの後ろ側を固定するボルトを抜いてやります。
画像ではスタビライザーが被って少し見にくいですが、長めのボルト1本です。
サイズは22ミリです。
デフにジャッキをかけた状態でボルトを抜きます。ボルトが抜けたら、ジャッキを持ち上げて限界までデフを持ち上げます。
あとは、コントロールアームを思いっきり、車体後方に引っ張るイメージでボルトの角度をずらしつつ、ボルトを抜きます。
コントロールアームを後方に無理やり引っ張ると、ブッシュがよじれてボルトの角度が変わってなんとか抜けます。
これ本当に抜ける?!
って思うかもしれませんが、抜けます。少なからず僕はこれで抜いてボルトを入れています。
ボルトを回しながら抜いていきます。
ボルトを抜く際のボルトの角度がかなり重要です。
キャンバーアームを取り付ける
あとは逆の手順で、キャンバーアームを取り付けてやればokです。
ちなみに、奥側のナットはコレです
これを裏側に手で入れてやり、ネジ山が噛んだらあとは何も気にせずボルトを締め込めば大丈夫です。
手でこれを抑えながら、ボルトの頭を回してネジ山を噛ませてやります。
周り止めが当たって、空転することはありません。
まとめ
作業自体はとてもシンプルですが、奥側のボルトにかなり苦戦すると思います。
正直、デフを下ろした方が作業しやすいし、早いかもしれません。
僕はデフをおろさずに作業してますが、かなり難易度は高めです。
ちなみに今回使用したキャンバーアームはZ.S.Sです。
それでは。
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