約5年ほど前に作成した、車高短をジャッキアップするためのスロープがボロボロになってきたので…
新しい車高短スロープを自作しました。
今回、2パターンの車高短スロープを自作しましたので、そちらの作り方を簡単にお話していきます。
※1つの参考になれば幸いです。
必要なモノ
- 2×4の木材
- 木材用のビス
- ジグソー
- インパクトレンチ
- ドリル(ビス用の下穴)
- スケール
■1パターン目
- 2×4 900ミリ 1本
- 2×4 450ミリ 1本
■2パターン目
- 1×4 900ミリ 3本
車高短スロープの自作方法
まず始めに完成したスロープがこの画像です。
2パターンに分けてお話しています。
ちなみに上げ幅に関しては、2パターンともに【75ミリ】ほどです。
1パターン目
1つ目の方は…
- 2×4×900の木材を2等分
- 2×4×450の木材を2等分
これをビスで固定するだけです。
使用したビスは70ミリほどのモノです。
注意する点は、ビスを固定する前にビス用の下穴を開けることです。
3ミリの下穴を開けてから、4.2ミリのビスを6箇所打ち込んでいます。
下穴を開けてやらないと、木材が割れてしまいます。(亀裂が入る。)
2パターン目
こちらのスロープに関しては、バンパーの位置が低くてスロープがつかえない車用に作成。
バンパーとタイヤの隙間に入るように、寸法を決めて作っています。
※通勤車用に作成したスロープ。
1×4の木材を4つ切り出し、30ミリずつ木材の全長が短くなるように切断しています。
全長に関しては、車体に合わせて作成しています。
車高の下げ幅が大きく、バンパーの位置が低い車だと、どうあがいてもスロープがバンパーにぶつかり、うまく乗れないオチです。
たまにスロープに乗せるため、バンパーを外しているユーザーを見かけることもありますが、ジャッキアップにそれだけの時間を割いている暇はありません。
傾斜を緩やかにすれば良い話ですが、スロープの全長が長くなり邪魔。
このパターンのスロープを作成したら、一気にこの2つの問題点を解決します。
このやり方なら、持ち運びにも便利です。
上げ幅も75ミリほどあるので、楽々ジャッキアップ可能です。
これだけ、スロープの全長を短くしたら、スロープから車が落ちちゃいそう…。
ここに関しては、一理ありますがスロープに乗せるセンス次第だと思います。
※運転席から、スロープの最後が分かるようにスロープ横に目印を置いておくと良いよ。
まとめ
材料費も安く、簡単に作成できるのでおすすめです。
木材を斜めに削ったりされる方も多いようですが、このやり方なら材料をカットしてビス止めするだけです。誰でも簡単に車高短スロープが自作可能ですね。
ホームセンターでは、カットもしてくれるので(有料だけども)ビス止めだけで済ませることも可能です。
このやり方だと、スロープの下に隙間が開くから強度的にどうなんだろう?
この5年でコンパクトカーからセダンクラスまで多くの車種で多用してきましたが、車重で割れるようなことはありませんでした。
強度面では心配していませんので、前回と同じ作り方をしました。
※結構、雨晒しにしていたので、そのせいで劣化しました…。笑
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