車高調とアクスルを取り付けたのですが…
ドライブシャフトがどん突いているので、延長ロアアームを組み込むことにしました。
※直進は良いんだけども、ハンドルを切っている時にどん突きが起こる。
NAのl150ムーヴの時はどん突いていなかったから、ターボとNAでドラシャのストロークキャパが異なるのかも。
この記事では、ムーヴラテの延長ロアアーム取り付けについてお話ししていきます。
※この記事で書いている事は、l350(タント)やl150(ムーヴ)等にも当てはまる内容です。
細かい交換方法については、こちらをご確認下さい。
ロアアームの流用可能車種
l550ムーヴラテに取り付け可能な他車種は以下の通りです。
- l150 (ムーヴ)
- l350 (タント)
- l250 (ミラ)
- l235 (エッセ)
これらの車種が同じ部品を使用しているので、取り付け可能です。※抜けている車種があったらごめん。
前期と後期も同じ部品なので気にする必要は無いと思われます。
スタビライザーの有無がありますが、ロアアームには全てスタビリンク取り付け用の穴が用意されているので、そこも大丈夫です。
延長ロアアーム取り付け
■取り付け延長ロアアームのスペック
- 延長 20ミリ
- 上げ 30ミリ
正直なところ、キャンバーを付ける予定はないので10ミリ延長が欲しかったのですが、これが安かったので…。
フロントキャンバーを付けることにしました。
ローダウン+2.3度程度のキャンバーで20ミリは延長し過ぎです。
タイロッドの調整キャパも足りなくなります。
※ロアアームを延長すると逆方向に調整することになるので、上手くキャンバーと並行するとタイロッドの長さを気にすることはありません。
上げ加工されている30ミリ分、ロアアームのバンザイも解消します。
ブッシュ周りのストレスが軽減するため、ブッシュの寿命が伸びる他、サスペンションの動きが気持ちスムーズになります。
つまるところ、微々たるもんなんだけど、乗り心地が良くなるという事です。
ロアアームの延長量はどのぐらいが良い?
FF車のフロントロアアームを延長する際は、適量の延長にしないとドラシャが抜けるリスクがあります。
- キャンバー 2〜3度 10〜15ミリ延長
- キャンバー 5〜8度 15〜20ミリ延長
1つの目安に過ぎませんが、このぐらいの延長量が良いかと思います。
あんまり10ミリ延長の加工ロアアームは、中古で出回らないのが事実ですが…
10ミリ延長の加工ロアアームが一番ニーズに合うスペックな気がします。
J-LINEの加工ロアアームは10ミリ延長が多いですね。
まとめ
ダイハツ車のドライブシャフトは、スズキと比べるとストロークキャパが狭いのでどん突き始めるのが早いです。
直進は大丈夫だけど、速度が出ている状態でカーブを曲がっているとドラシャから異音が出るケースもよくあります。
ドライブシャフトの等速ジョイントが破損につながるので早めの対策をおすすめ致します。
※壊れない時は全然壊れないけど、壊れる時はすぐ逝きます。
あと、ロアアームを延長するとホイール全体が外側に出てきますので、少しばかりオフセットがキツくなります。
そこも頭に入れておくことをお勧めします。
それでは。
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