ムーヴラテのロアアーム交換に伴い、スタビリンクを1度外す必要があるのでゴムブッシュの交換もセットで行いました。
そこで、この記事ではムーヴラテ(L550)のスタビリンクのゴムブッシュ交換について軽くお話ししておきたいと思います。
必要な工具
- ラチェット
- 12ミリのディープソケット
スタビリンクのゴムブッシュを交換する際は、12ミリのディープソケットのみでokです。
少しだけボルトが長いので、ディープソケットが必要です。
車の作業には、ディープソケットの出番が本当に多いので、持ってない方は購入しておくと今後必ず役に立ちます。
ムーヴラテのスタビリンクのゴムブッシュ交換方法
ムーヴラテのスタビリンクは、ロアアームに取り付けされているタイプです。
※ちなみに前期の車には、スタビライザーがそもそもついていないです。
裏側から12ミリのナットで固定されていますので、こちらを外します。
言うまでも無いですが、スタビライザーは左右を連結しているため、左右同時作業は必須です。
※片側だけ、スタビリンクを外しても、交換できないです。
必ずリジットラックに乗せて作業しましょう。
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧ください。
固定しているナットを、左右外したらスタビライザーを持ち上げるようにするとゴムブッシュが外れます。
外したブッシュと新品のブッシュを比較した写真です。
外した方のゴムブッシュは、変形よりも穴の拡大の方が気になる次第です。
※ブッシュの外観変形に関しては、もうしょうがいないものだよ。
あとは逆の手順で取り付けするだけです。
ほらね。新品のブッシュも取り付けた瞬間からこんなカタチになります。そりゃ古くなれば変形するのは当然です。
スタビリンクブッシュ周りの取り付け順番は…
- ワッシャー
- ブッシュ
- ワッシャー
- ロアアーム
- ブッシュ
- ワッシャー
- ナット
たまに入れる順番が分からなくなる人がいらっしゃるので、不安な方は上側と下側の写真を押さえておくと良いと思います。
ワッシャーのサイズも各所若干の違いがあるので注意です。
ウレタンブッシュを使った理由
正直なところ、ウレタンブッシュを使ったからと言って体感できるような変化はありません。※特にスタビリンクのブッシュなんてまさに。
長年使った際の耐久性云々は置いておいて…
※他のブッシュならまた話が変わることもあると思いますが。
ウレタンブッシュを使った理由は、ヤフーショッピングにゴムブッシュがなかったためです。
※アマゾンと楽天は未チェックですわ…。
正直、ディーラーに足を運んで純正部品を出してもらう方が安いと思います。
ですが、ディーラーに行くとお茶が出てきて、部品の注文までにとてつもない時間を喰うのは明確です。
それだったら、スマホでポチっと買えて数100円高いブッシュを購入して方が結果として、安く済むよね。って話です。
それに、ゴムブッシュしか買わない客にもかかわらず、相手の時間を奪うのも悪いので、ネットショッピングで購入できたウレタンブッシュを使用しています。
本当はセットで交換した方が良いよ
正直なところ、スタビリンクのゴムブッシュを変えただけでは、なんら変化が無い事が大半です。
僕は今回、ロアアームを変える際にリンクを一度切り離すから。と言う理由だけでブッシュを変えました。
わざわざ、ブッシュのみを変える揚力に対する効果は限りなく薄いと思います。
- スタビリンク
- スタビライザーブッシュ
この2点もセットで変えるのがお勧めです。
ブッシュに関したは、スタビライザー本体側のブッシュの方が負担が大きいです。
昔、ワゴンr に乗っている際、ブッシュとリンク、スタビライザー側のブッシュ3点を交換した際に乗り心地の変化を感じる事が出来ました。
リンクのブッシュって単体で交換すると、1番費用対効果が薄いんじゃ無いかな〜?って思ってます。
まとめ
スタビリンクのゴムブッシュに関しては、別作業のついでに変えるぐらいがちょうど良いと思います。
足回りの異音等に悩まされており、交換したい場合は…
- スタビリンク
- スタビライザーブッシュ
これらをセットで交換するのが良いと思います。
1個ずつ交換していかないと、結局原因がどこにあったかが分からなくなるので、そこを知りたい人は別ですが…
この手の車の異音の原因だけを見るのであれば、スタビライザー周りより、ロアアーム本体やショックのアッパーマウントの方が確率は高いと思います。
それでは。
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