車高調の調整をしたいんだけど、どこで長さを測って調整すれば良いの?
初めて、車高調整をする人にとっては、ありがちな疑問だと思います。
そこで、この記事では車高調の車高調整時にどこを測れば良いのか?ココについてお話していきます。分かりやすいように、写真を撮ってきましたので、参考になれば幸いです。
車高調整はどこを測る?
車の車高を調整する際は、以下の箇所で長さを測る事が多いです。
- ロックシートからロックシート
- ロックシートからシェルケース
言葉よりも、写真を見てもらえば一目瞭然だと思います。
スプリングシートを固定している、ロックシートの下側からシェルケースをロックしているロックシートの上側の長さを基準にするのが1番分かりやすい測り方です。
シェルケース側のロックシートに関しては、車高調整する際には緩めた状態ですので、シェルケース(ブラケット)までの長さが良いかも知れません。
※車高調整のやり方についてはこちらをご覧下さい。
車高調の長さを測る際の注意点
1つだけ、車高調整時に長さを測る際の注意点をお伝えしておくと…
プリロードの掛かり方で、ロックシートの位置は変わります。
すごい当たり前のことを言っていますが、伝えたいメッセージは左右のプリロードの掛かり方が異なれば車高調の長さは左右で変わってしまいます。と言う点です。
バネは縮むため、スプリングシートを回せば回しただけ、上側に移動してしまうためです。
もし、左右の全長を揃える事が目的にある場合は、アッパーマウントからシェルケース(ブラケット)までの距離を計測してやる方が確実です。
※左右の車高調を全く同じ長さにしたからと言って、左右の車高が全く同じになるとは限りませんが…。
車高調整後の車高確認方法
車高調側の長さを調整した後に、車高の変化を確認する方法は…
地面からフェンダーまでの距離を計測して、比較するのが良いと思います。
車高次第では、フェンダーからホイールのリムまでも長さでも比較しやすいです。
ご存知の方も多いかも知れませんが、車高調を10ミリ短くすれば、必ず10ミリ車高が下がるとは限りません。※もちろん車高を上げる場合も。
これは、サスペンションのレバー比の兼ね合いです。
※ココに関しては、サスペンション構造によって変わってきます。
まとめ
車高調整をする際は、ロックシートからロックシート、もしくはロックシートからシェルケースまでの長さを測り、基準にするのが一般的です。
左右の長さを揃えたい場合は、車高調のアッパーマウントから計測する方法もあります。
その場合は、アッパーマウントからシェルケースまでの距離を見てやればOKです。
それでは。
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