ムーヴラテの作業をする中で、ドアの内張を外す機会が何度かあるので、ここで外し方について予め解説しておきます。
この記事では、ムーヴラテ(L550S)のドア内張の外し方について紹介していきます。フロント、リアともに画像付きで解説します。
スピーカー交換やその他整備など、内張を外す際の参考になると思います。
必要な工具
- 内張剥がし
- プラスドライバー
内張を外すのに必要な工具はこの2点だけです。
今回、内張剥がしが行方不明だったので、クリップ外しを使っています。コッチでも十分作業は可能です。
※画像に写っているのがクリップ外しです。
ムーヴラテの内張の外し方
冒頭でもお伝えした通り、フロント側とリアに分けて解説していきます。
- フロント
- リア
とか言いつつ、フロントもリアも全く同じ…。
そんな理由で、リアに関しては外し方よりも戻し方について書いています。
フロント
フロントの内張を固定しているボルト(ねじ)は全部で3本です。
一ヶ所のネジは、隠れていないのですぐに確認できます。もう2本は、ドアの取っ手部分のカバーで隠れています。
ここのカバーを内張剥がしで外すと、2本のネジが確認可能です。ここのカバーは爪が引っかかっているだけです。
内張剥がしを入れて、引っかければ簡単に外せます。
3本のネジを全て外したら、ドアノブのところのリング状のカバーも内張外しで外しておきます。
※ココを外しておかないと、内張を外した際に吹っ飛びます。
内張の下側から内張剥がしを使って内張を外します。クリップが少し抜けたら、あとは簡単に外せます。
クリップが一ヶ所外せるまでが少し硬いぐらい。あとは、勢いです。
内張を外したら、スイッチ(ウィンドー)のカプラーを忘れずに。運転席だけ2つカプラーがあります。爪を押しながら、引き抜くだけです。
リア
リアに関しても、ボルトの位置や外し方は全く同じです。
内張を元に戻す際は、上側に内張をはめ込み、クリップの位置を確認しつつ(クリップと穴があっている)内張を叩き込むだけです。
上から、少し斜めに内張を乗せるイメージですね。※大体全ての車で共通。
クリップの位置がズレたまま、内張を叩くと当然クリップが破損します。これは全ての車で共通です。※当たり前すぎるけど。
クリップが破損していると、走行中に【ビビリ音】が発生して鬱陶しいですね…。国産車のクリップは安いからドンドン変えちゃいましょう。
内張を戻す前には、必ずカプラーを付け忘れずに…。急いでいるときに限って付け忘れるんですよね…。
まとめ
おそらく、この記事にたどり着いた方の大半は、ネジの位置が知りたかっただけだと思うので、そこまで細かいことは書いていません。
とりあえず、全てのドア内張はネジが3本づつです。
内装の生地が浮いちゃってるけどあるあるなのかな?ちょっと前に別の車で張り替えたから、コイツはやらないけど。
それでは。
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