タイヤからエアが漏れちゃうんだけど、原因はなんだろう…。
こんな悩みを持たれる方も少なくないと思います。
タイヤのエア漏れが起こることは、誰しもが起こり得ることです。
そこでこの記事では、タイヤがエア漏れを引き起こす3つの原因についてお話していきます。
エア漏れに悩みを持たれる方の参考になれば幸いです。
タイヤがエア漏れを起こす3つの原因
タイヤからエア漏れが起こる原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
- エアバルブの劣化
- ビート部分の痛み
- ホイールの歪みや傷
この3つの原因について簡単に説明していきます。
エアバルブの劣化
1番可能性が高いのが、エアバルブの劣化(または破損)です。
エアバルブとは、タイヤに空気を入れるための入れ口部分です。エアを入れる際に、エアホースを連結するこの部分ですね。
エアバルブはゴムで出来ているため、年数が経つとダメになってそこからエアが漏れます。
※アルミ製のエアバルブもあるけど、ホイールと密着する部分はゴム。
この場合は、エアバルブを交換すれば、エア漏れを直すことが出来きます。
ただし、ホイールのエアバルブの交換をする際には、一度タイヤを外してホイールのみにしてからの作業になるので、タイヤ屋さん等にお願いする必要があります。
エアバルブ自体の値段は、結構安いのでそんなにお金は掛からず修復可能です。お店やタイヤサイズによるからなんとも言えませんが【1500円〜2500円】ぐらいかな〜。
バルブコアの交換だけなら、自分でも簡単に交換可能です。※交換の際にエアが抜けるのでエアを入れ直す必要がありますが。
ビート部分の痛み
タイヤとホイールの接地部分でもある、タイヤのビートが痛んでエアが漏れる事もあります。
ホイールとビートが密着してタイヤ内に入れた空気を逃さないようにしているので、当然ですが。
ビートがダメになってしまった場合は、タイヤを交換するほか解決策はありません。
タイヤのビートが痛む原因は…
- タイヤが古くなって固くなっている
- エアが少ない状態で走行を続ける
- タイヤを組み込む際に傷を入れてしまった
この3つが考えられます。
ホイールの歪みや傷
最後はホイール側に問題がある場合です。
ホイールを縁石等にぶつけてしまい、ホイールが歪んだりホイールの内側(ビートと密着する部分)に傷が付いていたりすると、密着度が下がってエアが抜けることがあります。
ホイールの内側に傷が付く原因は…
- タイヤを組み込む際
- エアの低下によりビートが擦れる
ホイールとタイヤの接地部分の線傷による、エア漏れについてはコチラの記事でお話しています。
簡単にエア漏れ箇所を見つける方法
タイヤのエア漏れ箇所を簡単に見つける方法は2つあります。
- 水のプールにタイヤを付ける
- 石鹸水を霧吹きで吹きかける
タイヤを部分的に浸けるぐらいの大きい桶等が用意できれば、水の中にタイヤをつけてやるのが早いです。これを繰り返して一周チェックしてやるだけです。
ただ、それよりも手っ取り早いのは、タイヤに石鹸水を吹いてやる方法です。
タイヤとホイールの密着部分に石鹸水をかけてやることで、エアが漏れていた場合【ブクブク】泡が立ちます。
※石鹸に空気が入るからね。
これに関しては、動画を見てもらったら分かり易いと思います。※僕の動画では無いですが。
エア漏れ箇所が判断出来ないケース
確実にエアが漏れているんだけど、石鹸水をかけてもプールにつけてもエア漏れが発見出来ない場合があります。
これは、いつもお世話になっているタイヤ屋さんから聞いた話ですが、ちょこちょこある現象みたいです。
つまるところ、タイヤが車重を受けた際にビートのとこに隙間が出来てエアが抜けていくようです。
また、エアが抜けるポイント(ビートの状態が悪い箇所)が、地面に接地した状態で駐車している際に、どんどんエアが漏れていくケースもあるようです。
これに関しては、タイヤを交換するかこまめにエアチェックをするか。オーナーの判断次第です。
まとめ
タイヤのエア漏れの原因に関しては、1つでは無いので実物を見ないことには判別が難しいですが…
以下の中に原因があることが大半です。
- エアバルブの劣化
- ビート部分の痛み
- ホイールの歪みや傷
※ここでは【パンク】については1ミリも触れませんでした。当たり前すぎる原因なので。
タイヤの劣化が著しい場合に限り、タイヤ自体がひび割れて空気が漏れる場合もあります。※バイクとかだとちょこちょこ見かける。
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