キャンバー角が全く同じなのに、なんでキャンバー角が違って見えるんだろう…。
そんな疑問を持ったことがある人もいらっしゃるかと思います。
理由はいたってシンプルです。
そこでこの記事では、キャンバー角が同じなのに、角度が違って見える理由についてお話ししていきます。これは大きく分けて2つの理由があります。
キャンバー角が同じでも見栄えが異なる2つの理由
なんで同じキャンバー角なのに、見栄えが違って見えるんだろう?
このような、場面では2つの理由があります。
- ホイールのインチが異なる
- フェンダーの形状が異なる
別に特別な理由ではなく、至ってシンプルな理由です。それぞれ解説していきます。
ホイールのインチが異なる
よくある理由が、ホイールのインチサイズが異なるという点です。
これは当然なのですが、ホイールのインチが大きければ、キャンバー角の数値以上の見栄えになります。
インチ違いのホイールが同じ角度で傾いた時、大きいインチサイズの方が、ホイールの頂点と下側の位置関係は大きくズレます。
ホイールの直線距離が長ければ長いほど、同じ角度であった場合、ホイールの下側が車体からはみ出す長さが長くなるのは、物理的に当然の結果です。
■14インチ
■18インチ
※角度が違う写真であまり参考にならず、すみません。
そんな理由から、ホイールのインチサイズが大きければ大きいほどキャンバー角がついて見えます。
フェンダーの形状が異なる
当然ですが、車種事によってフェンダーの形状が異なります。
フェンダーが垂直に落ちていれば落ちているほど、キャンバー角が目立つことが多いです。あとは車体形状が箱に近い車もですね。
例を挙げるのであれば…
- ハイエース
- タント
- ワゴンR など
逆にフェンダー形状のアール(R)が強めの車は、キャンバー角を極端に付けてもそれほど違和感が無く仕上がる場合も多いです。
コンケイーブホイールはキャンバーが付いていないように見える?
キャンバー角が付いていないように見えるというと、少し語弊がありますが…
コンケーブ形状のホイールは、数値よりもキャンバーが付いていないように見える傾向が強いです。
※これは僕自身の感覚値の問題も大きいかもしれません。
これは、当然車を見る角度にもよりますが…
この2枚の画像は同じ車でキャンバー角も同じです。
まとめ
車体の形状やフェンダーの形状、ホイールサイズ等をよく考えないと後悔する羽目になることもあります。
思ってたキャンバー角と全然違う…
調整式のアーム等であれば構いませんが、調整なしの短縮延長加工またはアクスル加工とは少し気を付け付けた方が良いと思います。
このたわいも無い記事が誰かの参考になれば幸いです。
それではまた。
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