先日、E46の足回りを組み込む際に、訳あってリアのスタビライザーを一時的に取り外していました。
※現在は取り付け済み
僕自身、初めてスタビライザーを取り外した状態で車を走らせましたので、実際に運転してみて感じたことについてこの記事でお話していきます。
スタビライザーを撤去して乗り心地はどうなる?
結論からお伝えすると、スタビライザーを外したことでロールが増えて乗り心地が不快になりました…
言うまでも無いですが、左右のサスペンションが完全に別々で動いているのが走行していてよく分かります。
乗り心地に関しては、人それぞれの感じ方があるので鵜呑みにはしないでください。
スタビライザーがある事で、左右のサスペンションが連結されて車のロールが減るのです。
これが無くなる事で、左右のサスペンションがのびのび動けるイメージです。
- 硬いスプリングを使っている
- サスペンションの突っ張りが気になる
こんな方は、スタビライザーを撤去する事で乗り心地の向上を実感する方もいらっしゃいます。
なぜスタビライザーが無い車が存在するのか
車種によっては、スタビライザーが元々無い車も存在します。
スタビライザーは、絶対に付けなくてはならない部品では無いので当然と言えば当然の事です。
スタビライザーが元々無い車は、ボディ側の強度アップや補強によってロールを軽減させていたりする場合も多いようです。
※これは自動車設計に関わる仕事関係者の方から聞いた話です。
余談ですが、現在通勤で使っているムーヴには、スタビライザーが元々付いていませんが何も気になりません。
スタビライザーを撤去する際の注意点
スタビライザーを撤去する場合は1つだけ注意点があります。
- スタビライザー
- スタビリンク
これらを完全に車体から外す事だけは、必ずやりましょう。
スタビリンクを片側だけ切り離せば、事実上はスタビライザーを撤去した時と同じ効果ですが…
残されたスタビライザーやスタビリンクがトラブルの原因につながる事もあります。
また、取り外す際は両輪をジャッキアップして、リジットラックに乗せた状態で作業しましょう。
スタビライザーは撤去しても車検に通る?
スタビライザーは撤去しても、問題なく車検に通ります。
文中でもちょろっと言いましたが、スタビライザーは無くてはならない部品では無いためです。
詳しくはコチラの記事でもお話しています。
まとめ
個人的には、車のロールを不快に感じるためもあり、街乗りする車ではスタビライザーの撤去は向かないかも。と言うのが今回の本音です。
乗り心地に関しては、人それぞれの好みもあるし車両の状態によって向き不向きもあります。
スタビライザーを撤去したら、乗り心地が良くなるかな〜?
そんな風に思っている方は、1度試しに外してみると良いですね。車種にもよりますがそんなにスタビライザーを外すのは面倒な作業ではありません。
※脱着が面倒くさい車は面倒くさいです
それでは。
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