ご存知の方も多いかもしれませんが、E46のリアトー調整は非常に面倒くさい上に、調整キャパが狭い…
そんな面倒なトー調整ですが、この記事では画像付きでやり方を紹介していきます。
この年式のBMW車は大半が同じ方法です。
使用する工具
- スピンナーハンドル
- ラチェット
- エクステンション
- 18ミリソケット
- 油圧ジャッキ
- リジットラック
リアのトー調整をする際は、車をジャッキアップしてリジットラックに乗せた状態で作業します。
また、ボルトを緩めるのですがかなり奥まった所にあるので、エクステンションバーを用意しましょう。
E46のリアトー調整のやり方
- ジャッキアップ
- ボルトを3つ緩める
- タイヤを持ってズラす
トー調整のやり方自体は何も難しくありません。
車をジャッキアップしたら、車の下を確認してトレーリングアームの付け根とフレームを固定する3本のボルトを緩めます。
大凡の場所は、画像の矢印部分にあたいします。ジャッキアップしてこのあたりを覗き込むと確認出来ます。
先程もお伝えしましたが、かなりボルトが奥まった所にあるので長めのエクステンションバーが必須です。
アストロプロダクツやネットが安く購入可能です。
ボルトを3つ緩めたら、タイヤを手で持ってずらします。
微調整する場合は、ゴムハンマーなどで叩いて動かすと、上手く調整しやすいです。
そうすると…
トレーリングアームの付け根がズレてトー角が変わります。
画像の矢印部分をよく見ると、固定用の穴が長穴になっている事がよく分かります。
このトレーリングアームのズラす事でトー角の調整をする構造です。
アライメント調整してもらう事を勧める
過去に乗っていたミニクーパーも全く同じ方法でしたが…
この調整方法は、非常に調整が難しいです。
ちょっとだけズラしたいのに力を掛けないとトーが変わらず、結局一気にズレる…
どうせ目見当では、それなりのトー調整しか出来ませんので、頻繁に乗る車だったらアライメント調整をお勧めします。
もし、アライメント調整に行く場合は、そのお店が同年式のBMWを触った経験があるか否かを確認してから予約する事をお勧めします。
グーピットを使うと無料で近くの車屋さんを調べて確認する事が可能です。
まとめ
E46のリアトー調整は、やり方自体は単純で分かりやすいですがシビアな調整が難しいです。
また、過激にキャンバーを付けたり車高を低くし過ぎるとトー調整のキャパがすぐに足りなくなります。
まずはトー調整のキャパを確認してから、アライメントに行くかどうかを決めても遅くないと思います。
いざアライメントに行ったら、全然トー調整のキャパが足りなくて、満足なトー調整が出来なかった…
それでもお金が掛かってしまうので勿体ないですからね。
それでは。
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