無事にE46の名義変更も済みましたので、足回りのほうに着手していきます。
現状、ビルシュタインの車高調が組まれていますが、別の車高調に組み替えします。
この記事では、E46のフロント車高調の取り付け方法について、使用工具などについても合わせて解説していきます。
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使用する工具
- スピンナーハンドル
- ラチェット
- ソケット(14、16、18ミリ)
- メガネレンチ(16ミリ)
E46のフロント車高調取り付けに必要な工具は、それほど多くありません。
16ミリと18ミリは一般的なセットには間違いなく付属しませんので、あらかじめ用意しておきましょう。
車高調の取り付け手順
- ジャッキアップ
- タイヤを外す
- スタビリンクの取り外し
- ショックアブソーバー下側の取り外し
- アッパーマウント側の取り外し
- 車高調取り付け
1連の作業内容はこんな感じ。
それほど、難しい作業ではありませんが、順を追って解説します。
ジャッキアップについては、こちらの記事で解説していますので割愛させて頂きます。
スタビリンクの取り外し
まず始めに、スタビリンクとショックアブソーバーを切り離します。
スタビリンクは、16ミリのソケットと16ミリのレンチを使い裏側を抑えながら外します。
スタビリンクはかなりの確率で、供回しますので必ず裏側をレンチで押さえて回さないと外れません。
この時、レンチは薄物じゃ無いと入らないです。
ショックアブソーバー下側の取り外し
BMWのストラットは差し込みストラットなので、ボルト1本で固定されています。
ちなみにボルトの頭は18ミリです。
ボルトを完全に抜いてもショックが抜ける事はまず無いと思います。
画像の矢印辺りを大きめのハンマーでコンコン叩いて地道に抜いていきます。
この時、パーツクリーナーを吹いてやると気持ち抜けやすくなります。556などを吹いてもいいですが、後々の掃除が面倒なので僕はパーツクリーナーを使います。
E46はFRなのでフロントにドラシャが無いのであまり気にしなくてもいいですが、差し込みストラットは急に抜けます…
そのため、ロアアームに少し隙間を開けてジャッキを設置し、ショックが抜けるたびにジャッキを下げる。これを繰り返しながら作業するのがおすすめ。
一気にハブ周りが落ちてしまうと、配線類を痛めるリスクに繋がるためです。
アッパーマウント側の取り外し
アッパーマウントのナットを外す際は、ロアアームにジャッキを掛けた状態でナットを3つ外します。
ナットサイズは14ミリ。
※画像のナットはタワーバーに付属したもの
ナットを外したらジャッキを下げてやればショックが外れます。
- 左側 ビルシュタイン
- 右側 XYZ
ブラケットは加工済みです。詳しくはこちらの記事で解説しています。
車高調取り付け
ショックアブソーバーが外れたら、逆の手順で車高調を取り付けます。
車高調を取り付ける前に、ピロアッパーマウントのキャンバー調整をしてから取り付けます。
差し込みストラットの場合、先に下側を差し込んだ状態で取り付けるのが1番楽だと思います。
ブラケットを差し込み、ボルトを仮固定した状態でロアアームにジャッキを掛けてストラットタワーの穴位置に誘導してやります。
今回で差し込みストラットの車高調取り付けは5度目ぐらいになりますが、このやり方が個人的にベスト。
先にアッパーマウントを固定した状態で、ハブ側を持ち上げるやり方だと上手く入り込まないケースがあり何度もやり直す羽目に…
アッパーマウントのボルトにナットを固定してやれば車高調の取り付け作業は完了です。
まとめ
E46の車高調取り付けは、比較的簡単です。
以前に乗っていたE91の方が難易度は少し高めでしたね。
車高調を取り付ける際は、左右を同時にジャッキアップしリジットラックに乗せて同時作業しましょう。
くれぐれも作業中は細心の注意を払って作業して下さい。
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それでは。
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