車高調を取り付けて、純正ショックを長期保管するのですが、注意点はありますか?
こんな質問を当サイトの読者様より頂きました。
そこでこの記事では、車高調や純正ショックの保管方法についてお話ししていきます。
車高調や純正ショックの保管方法
基本的に、ショックアブソーバーは縦て保管しておいくのが理想です。
これは、ショックアブソーバーに使われている、【オイルシール】のコトを考えた上での事です。
ショックアブソーバーを横向きに長期保管しておくと、オイルシールがダメになり、オイルが漏れる可能性があります。
横向きに置いていたら、絶対にダメなの?
もちろん、ダメとまでは言いません。あくまで、横向きに置くか縦て置くかの選択が出来るようなら【縦て保管】した方がいいですよ!と言うニュアンスです。
あくまでも理想論に過ぎませんし、そんなに気にする必要が無いレベルです。
オイルシールにシリコングリスを塗っておく
車高調や純正ショックには、オイルシールと呼ばれるパーツがありますが…
長期保管する場合、シリコングリスまたはグリス等(ゴムの保護材)を塗っておくと尚良し。
個人的には、シリコンスプレーがベタつかずスプレーなので使いやすくておすすめです。
グリススプレーも比較的扱いやすいです。
車に付けて走行していない場合でも、オイルシールはどんどん劣化していきます。
オイルシールが固くなり、ひび割れを起こせば当然オイル漏れの原因になります。
長期保管を経て、いざ使った時にアブソーバーが伸び縮みする動作によってオイルシールが破れるケースも…
オイルシールを保護するためにも保護材を掛けておきましょう。
ダストブーツにも保護材を塗る
オイルシールのついでと言ってはなんですが…
ダストブーツにも、保護材(シリコングリスやグリス)等を塗っておくのが理想です。
ダストブーツも、オイルシール同様に保管中も劣化(固くなる)していきます。
ダストブーツも車高調や純正ショックアブソーバーを守る大切なパーツの1つです。
保管前に車高調を洗浄して良く乾かすコト
車高調は特に、保管前に洗浄して汚れを落としておきましょう。
車高調の洗浄方法はこちらの記事でお話ししています。
車高調を汚れたまま、長期保管する事はサビの発生原因にも直結する恐れがあります。
ゴミが付着している部分に、水分(湿気)が溜まりやすくなってしまうためです。
そのため、汚れは綺麗にして完全に乾かしてから保管するのがおすすめです。
洗浄後は、車高調が完全に乾いてから保管場所に移すようにしましょう。
出来れば、各ロックシートも緩めておくと良いですね。
まとめ
車高調や純正ショックを保管する方法は…
- 車高調を洗う
- しっかり乾燥させる
- ゴム類に保護材を塗る
- 縦て保管(あくまで理想論)
縦て保管するか、横向きで保管するかは正直オマケに近いですが…
ショックアブソーバーを保管する際は、良く洗浄し、乾いてからゴム類に保護材を塗って保管するようにしましょう。
固着の原因にもなるので、ロックシートは緩めておきましょう。
それでは。
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