車高を上げて、キャンバー調整を行いましたので、簡易的ではありますが、トー角調整を行いました。
※目見当では正確なトー角は調整不可です。
そこでこの記事では、フロントのトー角を自分で調整したい方向けにやり方について紹介していきます。
トー角調整に必要なもの
- スパナ(14.19ミリ)
- モンキーレンチ
スパナが無いよ…
そんな方はモンキーレンチでも大丈夫です。
フロントのトー角調整を行う場合、車をジャッキアップしたり、タイヤを外したりする行為は不要です。
IS250のトー角調整のやり方
それでは早速トー角調整のやり方を紹介していきます。
作業手順は以下の通りです。
- ハンドルを目一杯切る
- タイロッドのロックナットを緩める
- タイロッドを回して調整する
手順ごと順番に解説していきます。
ハンドルを目一杯切る
まずは、タイロッドエンドにアクセス出来る様に、ハンドルを目一杯切ります。
- 右側タイヤの調整 右側に全切り
- 左側タイヤの調整 左側に全切り
そうすると、スペースが確保できてトー角調整が行えます。
タイロッドのロックナットを緩める
画像の矢印が示すナットがタイロッドエンドのロックナットです。
※画像はすでに緩んでいます。
ここのロックナットは19ミリです。
タイヤ側から見て、【反時計回り】に回すとロックナットが緩みます。
タイロッドを回してトー角調整
ロックナットが緩んだら、タイロッドにレンチを掛けて回します。
レンチが掛けられるようになっているのが分かると思います。
こちらは14ミリのレンチで回す事が可能です。
■回す向き
- トーアウトに向けたい場合 反時計回り
- トーインに向けたい場合 時計回り
※これはタイヤ側から見た時の回転方向です。
調整が終わったら、再びタイロッドエンドのロックナットを締め込み作業完了です。
ロックナットを締め忘れると、走行中にトー角がズレてしまったり、タイロッドにガタがある状態になりステアリング操作に悪影響を与えかねません。
しっかり、両側のロックナットを締めたか確認するようにしましょう。
まとめ
簡易的に、トー角調整をしたい。
そんなユーザーは少なくありません。
トー角の調整はそれほど難しい作業では無いので、参考にしてみて下さい。
目見当では、正確なトー角調整をする事は難しいという事は頭に入れておきましょう。
少しでも、まともに調整したいのであれば、メジャーを使った方法がありますのでこちらをチェックしてみて下さい。
それでは。
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