友人から預かりでカスタムをしているダックスですが、購入したフロントフォークにくるくるハンドルを付けると、ライトステーの位置が悪く、ヘッドライトがつきません…。
そこで、フロントフォークのライトステーを一度取り外して、移植しましたので簡単に作業内容を紹介していきます。
購入したライトステー
フロントフォークは海外製のものなのですが、こちらのフロントフォークのライトステーは形状があまり好きではないため、こちらの初期型風のライトステーを購入しています。
形状もほぼほぼそれっぽいし値段も安いので申し分ないですね。
強いて言えば、溶接して使用するものにメッキはかけないで欲しいところですが…。錆の問題かと思いますけど。
フロントフォークのライトステー移植
移植前のライトステー位置だと、上の画像のようにヘッドライトがくるくるハンドルを直撃して取り付け出来ません…。ヘッドライトの幅に対しても、ライトステーの幅はかなり広めです。おそらく、モンキーのヘッドライト幅に溶接されてしまっているかと…。
ちなみに今回の車両に使っているフロントフォークはこれ。
復刻版ダックスのヘッドライトでガバガバなので、このフロントフォークに初期型のヘッドライトだと、相当な厚みのカラーが必要になりそうです。
ヘッドライトステー移植の場合、グラインダーを使用して、ライトステーの溶接箇所を削り落としてやります。
後は購入したヘッドライトステーを溶接するだけ。


ヘッドライトの取り付け幅を計測して、ヘッドライトの取り付け幅+0.5mm になるように、鉄の丸棒を旋盤で加工し、両端にタップを建ててライトステーを固定した状態で溶接します。
しっかりメッキをサンダーで削り落としたつもりでしたが、所々メッキが残っていたようではじかれました…。やり直すのも面倒なので、塗装前にパテで仕上げます。
ライトステー移植後は問題なくヘッドライトの取り付けが可能になりました。
ライトステの位置はざっくりですが、おにぎりメーターの上部とトップブリッジが同じ高さか気持ちだけメーターが低いぐらいの位置がバランスが取れてて良いかな?と個人的には思います。
今回は、ヘッドライトが復刻版ダックスのものをそのまま使用しているため、そこまで位置は下げませんでした。
まとめ
今回、予算の関係で中華のフロントフォークを使用しておりますが、中華のフロントフォークもこの形状のライトステーが付くだけで大分見た目が良くなりますのでおすすめです。
自分で溶接が出来ない…。という方は、Yahooオークションにライトステーの移設加工をしてくれる方がいますので、そちらにお願いすると良いかと思います。
僕も学生時代にオークションの方に加工を頼んだことがあります。