先日、ワコーズのパワーエアコンプラスの効果についてお話ししました。
詳しくはこちらから。
工賃が勿体ないから、パワーエアコンプラスを自分で入れたい。
そんなユーザーのために、車屋さんに聞いたパワーエアコンプラスの入れ方について解説していきす。
作業に必要なもの
- パワーエアコンプラス
- チャージホース
パワーエアコンプラスを注入するのに必要なものは、パワーエアコンプラスとチャージホースの2つだけです。
チャージホースはヤフーショッピングや、Amazonで購入可能です。
一回切りならあれですけど、家族の車全部に入れるとか、友人の車にも入れるという方であれば、チャージホースを買って自分で入れるのも良いですね。
パワーエアコンプラスの入れ方
パワーエアコンプラスの入れ方は以下の手順通り作業していけば簡単ですぐ終わります。
- チャージホースに缶をセット
- 低圧側にチャージホースの反対側をセット
- ホース内のエア抜き
- エンジンをかける
- エアコンを入れる
- 缶側にある蝶ネジを回してガス注入
これが、パワーエアコンプラスを入れる際の作業手順です。
手順事、詳しく解説していきます。
チャージホースに缶をセット
まず始めに、チャージホースと缶を接続します。
パワーエアコンプラスの上側を良くみると、ネジ山がありますので、チャージホースを回していくと入っていきます。
チャージホースに缶をセットする時は、チャージホース側にある蝶ネジを緩めた状態でセットします。
チャージホース側にある、蝶ネジを回す事で缶の上に穴が空き、ガスを送る事ができるのです。
こちらは全て使用済みのパワーエアコンプラスです。
上側に穴が空いているのが確認できると思います。
低圧側にチャージホースの反対側をセット
次に、チャージホースを車体にセットします。
エアコンの配管を見ると、【L】と【H】のキャップがあると思います。
ガスを入れていくのは【L(低圧)】側になりますのでお間違い無いように!
ちなみに、間違ってH(高圧)側から入れようとした場合、缶の方の圧が低いので、エアコンガスが缶に入ってしまい、パワーエアコンプラスの缶が爆発しちゃいます。(破裂って言ったほうがいいのかな?)
くれぐれもお間違いのないように。
キャップは回すと外れます。これはただのキャップなので外しても何も起こりません。
キャップを外したら、押し付けるようにすれば【カチッ】とハマります。
ホース内のエア抜き
チャージホースを車体【L側】にセットできたら、ホース内のエアを抜いてあげます。
エア抜き作業をしないと、エアも一緒に注入してしまうことになっちゃいます…
矢印ヶ所を指で押してあげると、ホース内のエアーが抜けていきます。
矢印部分にエア抜きがない場合は、1度缶を回して【プシュー】って音を確認したらまた締め直せばOKです。
これをやると、車体側の冷媒ガスがホース内のエアを押し出します。
やり過ぎる事は無いとは思いますが、ずっとやってるとどんどん冷媒ガスが出て行っちゃうのでダメですよ。
ちょろっと【プシュー】って音が出れば大丈夫です。
エンジンをかけてエアコンを入れる
ここまで準備が出来たら、エンジンをかけてエアコンを付けましょう。
- エアコンON
- 温度最低【Lo】
- 風量も最低
これで準備完了です。
缶側にある蝶ネジを回してガス注入
あとは、缶側にある蝶ネジ(穴あけ用のネジ)を回してやれば車体側にパワーエアコンプラスが吸われていきます。
この時、写真からも分かるように、パワーエアコンプラスの缶を逆ささまにしておきましょう。
だいたい1分も有れば全部流れていきす。
パワーエアコンプラスの量は確か20グラムとかそのぐらいなので本当にすぐ終わります。
最後にパワーエアコンプラスの缶を振ってあげると、中身が残りにくくて良いみたいです。
まとめ
ワコーズのパワーエアコンプラスの入れ方は至って簡単です。
作業手順と注意点だけしっかり頭に入れておきましょう。
▪️作業手順
- チャージホースに缶をセット
- 低圧側にチャージホースの反対側をセット
- ホース内のエア抜き
- エンジンをかける
- エアコンを入れる
- 缶側にある蝶ネジを回してガス注入
▪️注意点の2つ
- 必ず【L(低圧)】側に繋ぐ
- ホース内のエア抜きをする
くれぐれもH側にホースを繋がないように!
あくまで作業は自己責任でお願いします。
不安な方は、無理に自分でやらずに、お近くの車屋さんにやってもらうことをお勧めします。
それでは。
▪️ワコーズの関連記事はこちら