先日、友人の妹の車に社外ホーンを取り付けて欲しいと頼まれ、ホーンの交換作業を行いました。
そこでこの記事では、LA600タントの社外ホーン交換方法について紹介してきます。
使用する工具
- ラチェットとソケット(10、12ミリ)
- クリップ外し
- 電光ペンチ(圧着ペンチ)
▪️配線類
- 赤と黒の配線
- ギボシ端子
- マイナス端子
- 分岐用のギボシ端子
- ヒラ端子(メスのみ4個)
平型の端子は、ホーンのプラスマイナス部分の配線に使用しています。
【LA600】タントカスタムのホーン交換方法
まずホーンの交換に入る前に、フロントバンパーがある状態では交換できませんので、フロントバンパーの取り外し作業から行います。
フロントバンパーの外し方については、こちらの記事で紹介しています。
フロントバンパーが外せたら、純正ホーンは運転席側の下側(コアサポートの下部分)に12ミリのボルトで固定されていますので、そちらのボルト1本とカプラーを外せば純正ホーンが外せます。
ホーンの周りにプラスチックのカバーがありますが、こちらがあると社外品のホーンが同じ位置に固定できませんので、撤去します。(これより一個前の型のダイハツ車はカバー無しで同じ位置に取り付けされてました。そのため、無くても全然問題ないかと思います。)
1つ前の型のダイハツ車の写真を貼っておきます。(どノーマルの状態です。)
カバーを撤去したら、ホーンを同じ位置に1つ固定。もう1つは取り付け出来そうな場所に取り付けてやればOKです。バンパーの取り付けに邪魔にならなければどこに付けても問題ありません。
配線は純正ホーンの配線を分岐用のギボシ端子にて分岐させて、それぞれのホーン(高音と低音)に接続するので、2つのホーンの距離は近い方が良いかな。と個人的には思います。
今回、もう1つのホーンはリーンホースメントの上側にあるアース線を固定しているボルトを使用し、固定。
ホーンの取り付けが完了したら、あとは純正ホーンが接続されていた配線(プラス線)をカプラーの手前で切断して、分岐用のギボシ端子を組み付け、2つのホーンと接続。純正ホーンは、取り付け部分がアースになっているため、マイナス用の純正配線は無い。
そのため、アース端子を組み付けた配線を車体に固定し、ホーンの端子と接続してやればOKです。こちらの配線も分岐用のギボシ端子を使用。
配線はなるべく最低限の長さに設定して、配線がバラつかないよう、適度にタイラップ等で固定しておくと良いかと思います。2つのホーンに繋がる合計4本の配線を適度にタイラップ固定したのち、リーンホースメントの穴を使用し、軽くタイラップでリーンホースメント側に寄せてあります。
まとめ
純正ホーンが1つに対して、社外品のホーンの場合は低音側と高音側でホーンが2つになるケースがほとんどかと思います。
そのため、ホーンの交換には純正ホーンと繋がっている配線をカットし、分岐させてやる必要があります。また、純正ホーンにはアース線がありませんので、自分の手でアース線を作成する必要もありますので、配線とギボシ端子類の準備が必要です。
それでは。
▪️今回使用したギボシ類
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