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ダックス・シャリー用ホイールにモトラハブ取り付け。ホイールの加工

ダックスやシャリー用の5.5Jホイールに、モトラハブを取り付けしたいのですが、ハブを固定するボルトのピッチが異なるため、取り付け出来ないという話を聞きました。ダックスやシャリー用のホイールにモトラハブを使用することは不可能でしょうか?

 

先日、このような質問をいただきました。

 

そこでこの記事では、ダックスやシャリー用のホイールにモトラハブを使用する方法について紹介していきます。ホイールを少しだけ加工してやれば、問題なく使用可能です。

目次

ホイールの加工に使用するもの

ダックスやシャリー用のホイールにモトラハブを使用する際に行う加工には以下の道具があればOKです。

 

  • 棒ヤスリ
  • リューター

 

電動リューターがあれば、加工時間は限りなく短く済むため、リューターがあるに越したことはありません。

 

 

ただ、ホイールはアルミ製で、ホイール側の加工もちょこっと削ってやるだけですので、棒ヤスリでも十分可能です。

 

棒ヤスリを使用して加工する場合は、半月形状のタイプを使用すると、綺麗にかつスピーディーに加工が可能です。

 

 

 

ダックス・シャリー用ホイールにモトラハブ取り付け

ダックスやシャリー用のホイールにモトラハブを使用する際には、ハブの取り付けピッチがダックス・シャリーとモトラで微妙に異なるため、そのままでは取り付けできません。

 

そのため、ハブを固定するためのボルト穴4箇所を楕円型に削ってやります。

 

モトラハブの方がハブの取り付けピッチが狭いため、ホイール側の穴をホイールの中心側に削ります。

 

 

記憶が定かではありませんが、モトラハブの方がダックス・シャリーのハブよりも3mmほどピッチが狭い(固定部分の対角線の距離)ため、片側の穴で1.5mm程度長穴に加工してやれば、モトラハブが取り付け出来るようになります。

 

長穴に加工した穴の寸法が10mm程度あればOKです。

 

多少穴の形が歪であっても、ハブを固定すれば穴は完全に隠れますので、あまり気にしなくても良いかと思います。また、穴を加工しモトラハブを取り付けても、穴は全てハブに隠れますので、違和感なくモトラハブを取り付けすることが可能です。

まとめ

 

ダックス・シャリーのハブとモトラハブでは、ハブを固定するための穴ピッチがモトラハブの方が3mm程度小さいため、そのままでは取り付けすることが出来ません。(ボルトが入らない)

 

しかしながら、ハブを固定するためのボルト穴を4箇所長穴に削ってやれば、取り付けが可能です。そうすれば、GMモトさんから出ている5.5Jホイールにもモトラハブの取り付けが可能になります。

 

 

ハブの取り付け穴を加工する際には、ホイールのどセンターに向けて、穴を長穴にしてやればOKです。

 

アルミホイールであれば、多少時間は掛かるものの棒ヤスリでも十分加工可能です。

 

それでは。

 

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