先日当サイトの読者様よりこんな質問を頂きました。
これからホイールを購入するのですが、【深リム】が履きたいです!アドバイス下さい!
正直、かなりザックリとした質問なので、この方が求める内容をご回答出来るか分かりませんが…
この記事では、深リムのホイールを履く前に知っておくべき3つのポイントをお話ししていきます。
深リムを履くための3つのポイント
深リムを履く前に知っておくべきポイントは大きく分けて3つあります。
- 太さよりもオフセットを意識する
- ホイールによってリム幅は異なる
- ワイトレや変換スペーサーは避ける
この3つが深リムを履きたい人が、必要最低限抑えておくべきポイントです。
順番に解説していきます。
太さよりもオフセットを意識する
深リムのホイールが履きたい!
そう思うのであれば、ホイールの太さだけでは無く【オフセット】に目をやることも大切です。
ホイールのリム幅というのは、ホイールの太さよりもオフセットの方が鍵を握ります。
例えば…
- ホイールA 9j +10
- ホイールB 10j +40
この2つのホイールを比べた時、リム幅が取れるのは【ホイールA】の方です。
※同じホイールで比較した場合
太い方がリム幅が取れるじゃないの?
太いホイールの方がリム幅が取れそうな気がしますが、必ずそうとは限りません。
これはホイールのオフセットによって、ディスクの位置が変わってくるため、細いホイールの方でもオフセットによってはリム幅が取れるのです。
そのため、とことんリム幅に拘るのであれば、ホイールの太さを気持ち抑えてその分オフセットを攻めた方がリム幅が取れる事もあります。
ホイールによってリム幅は異なる
ホイールメーカーや、ホイールの種類によってもリム幅は異なります。
これは、ホイールメーカーや種類によってディスク面の厚みやホイールの形状が異なる為です。
仮にも全く同じホイールサイズ(太さ・オフセット)で比較してもリム幅が異なる事があるのです。
中には同じホイールメーカーの同じホイールでもディスク形状によってリム幅が変わる場合すらあります。
同じホイールでも…
- ディスクA
- ディスクB
みたいな感じでディスク形状が微妙に異なるケースもあると言うことを頭に入れておきましょう。
ワイトレや変換スペーサーは避ける
リムのツラを出すためにワイトレを使ったり、PCD変換を使ってホイールを履く方も多いですが…
とにかくリム幅を稼いで、深リムが良い!
そんな方は、ワイトレや変換スペーサーを使うべきではありません。
ワイトレや変換スペーサーを使う事でホイールが、外側にオフセットされてしまいますね。
このスペーサーの厚みをオフセットでリカバリーすればその分、さらにリム幅を稼げます。
例えば、20ミリのスペーサーを使ってツラを出さなければならないサイズのホイールでは無く、そのホイールより20ミリオフセットがキツイホイールを履くという事です。
workのホイールはリム幅が記載されている
workのホームページを見た事がある方であれば、知っている方も多いかもしれませんが…
ホイールの商品ページにそのホイールのリム幅がご丁寧に記載されています。
※workホームページより
オフセットの横にある()内の数字がリム幅をしめています。
■例
- 39(40)〜10(69)
これはオフセット+39の場合、リム幅が40ミリで、+10の場合リム幅が69ミリと言う意味です。
仮にオフセットが+20であれば、その分リム幅を足して60ミリと割り出す事が可能です。
詳しくはworkのホームページをご覧下さい。
まとめ
深リムのホイールが履きたい!
そんな方は、この記事で紹介した3つのポイントは必要最低限頭に入れておく事をおすすめします。
- 太さよりもオフセットを意識する
- ホイールによってリム幅は異なる
- ワイトレや変換スペーサーは避ける
これからホイールを購入する際は意識してみて下さい。
それでは。
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