これからアッパーアームを購入するんだけどZ.S.Sのアッパーアームってどうなんだろう?
そんな声をSNSで良く見かけます。
そこでこの記事では、Z.S.Sのアッパーアームを使った感想(レビュー)についてお話ししていきます。
Z.S.Sのアッパーアームを使った感想
Z.S.Sのアッパーアームを使った感じたポイントは以下の3つ。
- 値段の割に造りが良い
- キャンバー調整幅が多い
- 造りがとても某メーカーに似ている
Z.S.Sのアッパーアームは金額も安く、そこそこキャンバー調整幅が多い印象です。
値段の割に造りが良い
値段は車種によっても異なりますが…
25000円〜購入が出来る商品です。
車種によっては5万、6万まで値段が張るものもありますが…
車種云々と言うよりは、アームの形状によりけりと言う方が正しいかも。
安いアームって溶接のクオリティが低かかったり、塗装がイマイチだったりしますが、パッと見た感じそのような印象は受けません。
溶接に関しては、もちろんロボット溶接だと思うので、どこのメーカーも人が溶接している訳では無いですが。
取り付け部分に使われているピロボールに関しても、約2年ほど使われているアームですが、大きな損傷も無し。
安っちぃピロボール使ってると、1、2年でダメになるケースも結構あります。
キャンバー調整幅が多い
Z.S.Sのアッパーアームは、キャンバー調整幅が多いのも特徴です。
この画像はとにかく全寝かしで調整して欲しいと言われたのでそのリクエスト通り全寝かしした様子です。
アッパーアームのみですが、かなり逝っちゃってるぐらいキャンバーが付いています…
もちろん、車種によりけり調整幅は変わってきますが、多くの車種でキャンバー調整幅は多い方です。
キャンバーをがっつり付けたい。
そんな方にはお勧めのメーカーです。
Z.S.Sは某メーカーのOEM説
これは個人的な意見ですので、鵜呑みにしないで貰いたい情報ですが…
Z.S.Sのアッパーアームは【メーガン】のアームに造りがそっくりです。
メーガンもZ.S.Sもアメリカのメーカーで共通していますので、可能性は十分にあり得ると思います。
実際に、同車種のアーム通しを見比べると良く分かります。
溶接箇所や、補強部分をよく見るとほとんど同じです。
この2つのアームのボールジョイント付近、【◼️→▲→◼️】の肉抜きがされている部分が全く同じです。
※重複になりますが、これは僕の勝手な憶測なのであまり当てにしないで下さいね。
強度計算書は無いから車検はNG
Z.S.Sのアッパーアームは、新品で購入しても強度計算書が付属しません…
なので調整式のアッパーアームを付けたまま車検に通したくても出来ません。
とは言え、アッパーアームの取り付けで構造変更する人ってあんまりいない?
ここは正直それほど気にするポイントでは無いというのが個人的な意見です。
どうしても構造変更の届け出をして、そのまま車検に通したい。
そんな方は別メーカーのアームにしましょう。
まとめ
個人的に、Z.S.Sのアッパーアームは、安くてキャンバー調整の幅も多いので、お勧めのメーカーです。
造りに関しても、溶接面や補強、ピロボールを見る感じ何の問題の無さそうです。
Z.S.Sのアームってどうなんだろう?
そんな風に思っていた方は参考にしてみて下さい。
それでは。
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