これから調整式のアームを購入したいんだけど、クスコの調整式アッパーアームってどうなんだろう?
調整式アームを購入する際、悩まれる方が多いと思います。
そこでこの記事では、クスコ製の調整式アッパーアームを使った感想について詳しく解説していきます。
クスコの調整式アッパーアームのレビュー
クスコ製の調整式アームを使って感じたのは以下の4つです。
- 値段がとにかく安い
- 調整幅は控えめ
- 造りは悪くない
- 構造変更が出来る
順番に詳しく解説していきます。
値段がとにかく安い
クスコの調整式アームを候補に入れる方の多くが値段を見ている気がします。
クスコ製の調整式アームはお馴染みかもしれませんが、金額設定が安いです。
他社メーカーと比較してみるとその差は歴然です。
調整幅は控えめ
クスコ製の調整式アームは、他社メーカーと比べると調整幅が少し少ないです。
ちなみにこちらのクラウンはクスコ製のアッパーアームを組み込みました。
クスコは調整幅が狭いと言う事をよく耳にしますが、車種によってはそれでも十分であるケースも多いです。
このクラウンもまだまだ調整幅が残っている状態ですので、ここから更にキャンバーを付ける事も可能です。
ただし、他メーカーの調整幅と比較すると、大半の場合調整幅が少ないと言うのは事実です。
ここに関しては、使い手の用途によって変わってくる内容ですので、使い手次第ですね。
造りも悪くない
- 左 安物の調整式アーム
- 右 クスコ製の調整式アーム
金額が安いので造りも悪いのかな〜?
なんて思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
金額こそ安いですが、造りに関しても特に問題は無さそうです。
こちらのアッパーアームはヤフオクで販売されている、クスコよりも安いメーカーとクスコの比較ですが、溶接面の補強の入れ方もしっかりしています。
造がちゃんとしているか不安だった…
そんな方は購入してしまって何の問題もないでしょう。
同等の金額で販売されているス◯ッド◯ーシングと比べると全く問題無いですね。
構造変更が出来る
クスコ製の調整式アームは、金額が安い上に新品で購入すれば強度計算書が付いてきます。
そのため、構造変更の届け出をすれば、調整式アームのまま車検に通す事も可能です。
ただ、あまり構造変更をするユーザーがいないせいか、中古品を購入すると高確率で強度計算書が付属しません…
構造変更をして、そのまま車検に通したい!
そんな方は新品で購入する事をお勧めします。
キャンバーのズレを防止している
これはフロントのアッパーアームに限ったハナシですが…
ピロボールをスライドさせてるタイプのフロントアッパーアームにはありがちなズレを防止する策が取られています。
1本のボルトを既存の穴に通して固定する事で、ピロボールのズレを防止してあります。
僕が知る限りでは、この対策が取られているのは、クスコだけだったと思います。
おすすめ出来る人と出来ない人
■クスコ製の調整式アームをお勧め出来る人
- とにかく安く済ませたい
- 安くて安心を買いたい
■クスコ製の調整式アームをお勧め出来ない人
- とにかくキャンバーを付けたい
- 調整幅は多い方が絶対良い
金額面を気にしている方、造がちゃんとしているか不安だったと言う方には、クスコの調整式アームはお勧め出来る商品です。
その一方で、キャンバーの調整幅が十分に欲しいと言う方でしたら、クスコでは無く別メーカーを僕はお勧めします。
ちょっと金額は高くなってしまいますが、メーガンとかお勧めかも。
メーガンのアームも自分で使ったり、人の車に取り付けたりしましたが、造も悪くないので良いと思います。
まとめ
個人的には安くて、造りの良いクスコはおすすめです。
しかしながら、車種によっては明らかに調整幅が少ない場合もあります。
その辺りは車種ごとによって変わってくるので、購入前に他社メーカーとの比較をしましょう。
クスコ製の調整式アームは安いですが、国産メーカーだけあって造りは良いので費用を抑えたい人はクスコで間違い無いと思います。
それでは。
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