ハブリングを購入する場合には、何点か気を付けるべきポイントがあります。
ハブリングってどうやって選べば良いの?
そんな方に向けて、ハブリングを選ぶ際のポイント(見ておくべき数値)について解説していきます。
ハブリングの選び方
これからハブリングを購入しようとしている方がチェックするべきポイントは全部で3つあります。
- ホイールのハブ径
- 車体側のハブ径
- ツバ付きかツバ無しか
順番に解説していきます。
ホイールのハブ径
まず始めにチェックするべきは、ホイール側のハブ径です。
▪️ホイールのハブ径=ハブリングの外径
当然ですが、ホイールのハブ径が分からないと適合するハブリングが購入出来ません。
ちなみに、ホイールのハブ径はコチラです。
ホイールの中心に、大きな穴が空いています。
ここの直径がホイールのハブ径になります。
ホイールのハブ径が分かったら、そのサイズと同じ【外径】のハブリングに絞り込む事が出来ます。
車体側のハブ径
ホイールのハブ径が分かったら、次に車体側のハブ径を把握します。
▪️車体側のハブ径=ハブリングの内径
車体側のハブ径は、ホイールを外すと確認出来ます。
コチラが車体側のハブ径になります。
ただし、車体側のハブ径は基本的に各メーカーごとに統一されています。
- トヨタ 60ミリ
- 日産 66ミリ
- ホンダ 64ミリ
- マツダ 67ミリ
- スバル 73.3ミリ などなど
メーカーごとに統一されているとお伝えしましたが、メーカーによっては車両サイズで多少違ったり、年式による変更があるメーカーもあります。
例えば…
一般的にホンダ車のハブ径は【64ミリ】なのですが、ホンダ車のPCD100は【56ミリ】です。
なので必ず、自分の乗っている車のハブ径をよく確認しましょう。
ツバ付きかツバ無しか
最後にハブリングを購入する際は【ツバ付き】【ツバ無し】を確認しておきましょう。
購入する際は【ツバ付き】を強くお勧めします。
ハブリングのツバって何?!
ハブリングの【ツバ】とはハブリングの外側に付けられた引っ掛かり部分を示しています。
▪️ツバ付きのハブリング
▪️ツバ無しのハブリング
ハブリングにツバがあることで、ホイールにハブリングを付けた時にハブリングがホイールのテーパー部分に引っ掛かり奥まで入らないようになります。
しかし、ハブリングにツバが無いと、ハブリングはホイールの奥まで入り込んでしまいます。
そうすると、ハブリングの内側が車体のハブに被さらなくなってしまい…
ハブリングを付ける意味が無くなります。
この画像だとめちゃくちゃ分かりにくいのですが、ホイールのハブ部分がテーパーになっています。
このテーパー部分に、ハブリングのツバが引っ掛かる仕組みです。
こちらはツバ付きのハブリングを付けたホイールの写真です。
ハブリングが綺麗にホイールに収まっていますよね?
安物のハブリングはやめておけ
僕自身、初めてハブリングを購入した際、かなりの安物に手を付けました…
確か4つ(車両1台分)で1000ちょっとで新品が買えるぐらい安物です。
買って実際にホイールに取り付け見るものの…
結構寸法の精度が悪くて緩々だったんですよね…
正直、ハブリングが緩々のぶかぶかだと取り付ける意味がほぼ無いと言っても過言ではありません。
結局、買い直す羽目になりました。
そんな理由から、ハブリングはしっかりとしたメーカーが販売するものを購入する事をお勧めします。
ハブリングはかなり精度が必要な部品です。
安物に目が眩むのであれば、ハブリングの取り付けはやめたほうがマシだなぁ。と言うのが過去の経験談です。
ホイールメーカーと同メーカーが尚良い
ハブリングを購入する際に、ホイールメーカーからハブリングが発売されているようであれば同メーカーで揃えるのがベストです。
過去に3度ハブリングを購入した経験上、ホイールと同メーカーのハブリングが1番ピッタリ合います。
もちろん、違うメーカーのものだから合わないと言うものでは無いですが、自社ホイール用に作られているハブリングのフィッティングは完璧でした。
そのホイールと同メーカーで揃えたハブリングは【work】でした。
金額が4000円とちょっと高いですが、フィッティングは間違いありませんね。
ちなみに、1000円で買ったハブリングはこのworkホイールに合わせてブカブカで…
結局work製のハブリングを購入しなおしました。
まとめ
これからハブリングを購入しようと思っている方は以下の3つに気を付けて下さい。
- 車体側のハブ径
- ホイール側のハブ径
- ツバ付きかツバ無しか
また、ハブリングを購入する際は、安物は控えて信頼のおけるメーカー品を購入する事を強くお勧めします。
ブカブカで無意味な【ただのリング】になってしまう恐れがあります。
それでは。