車高調のバネが遊んでしまっているけど、どうしたら遊びが無くなるんだろう?
そんな悩みを持つ方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、バネの遊びを無くす3つの方法について解説していきす。
バネの遊びを無くす3つの対策方法
- スプリングシートの位置を変える
- スプリング用スペーサーを使う
- ヘルパースプリングを使う
車高調のバネの遊びを無くす方法はこの3つです。
順番に解説していきます。
スプリングシートの位置を変える
最も簡単であり、合理的な方法がスプリングシートの位置を変えるという方法です。
バネが遊んでしまっているけど、スプリングシートの上にまだネジ山がある!
そんな場合はスプリングシートのロックシートを緩めて、スプリングシートを上に移動させる事でバネの遊びがなくなります。
スプリングシートの上にまだネジ山があるかどうか?チェックしてみて下さい。
スプリング用スペーサーを使う
バネが遊んでしまっていて、スプリングシートの上を見ると、もうネジ山が無いよ…
そんな場合もあると思います。
このような場合には、ラルグスさんから発売されているスプリング用のスペーサーを入れてやることで、バネの全長を変えずに、バネの遊びを解消することが可能になります。
約15ミリ分バネの全長を稼ぐことが可能です。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
本来は、バネが別体式サスペンションの車高アップスペーサーとして販売されている商品ですが、IDが同じならバネが一体式の車高調にも使用可能です。
あまりこれを使ってバネの遊びを改善する人はいませんが、1つの手段として、紹介しておきました。
ヘルパースプリングを使う
- 今のスプリングをそのまま使いたい
- 車高は極力上げたくない
このような場合には、ヘルパースプリングを使う方法もあります。
ヘルパースプリングを使う事で、バネが2つ使えるのでスプリングの全長を稼ぐ事が出来ます。
そうすれば、スプリングシートの上がりきらず、バネが遊んでしまっている場合でもバネの遊びを無くす事が可能になります。
また、バネの遊びをスプリングシートを上げて無くしてしまうと、スプリングシートを上げた分車高が上がります。
しかし、ヘルパースプリングを使う事で、スプリングシートを上げてバネの遊びを無くすよりは、車高の上がりを抑える事が出来ます。もちろん、バネが遊んでいた時と比べれば多少、車高は上がりますが…。
※使用するヘルパースプリングのバネレートによって、車高変化の割合は変わってきます。
ヘルパースプリングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
車高調のバネが遊んでしまっていると、乗り心地が悪くなったり、車高調が壊れる原因にもなる場合もあるので、早めに対処しましょう。
- スプリングシートの位置をあげる
- スプリング用スペーサーを使う
- ヘルパースプリングを使う
自分に合った対策方法で対策しましょう。
どの方法も合わない場合は、バネの自由調を長いものに交換してあげるしかありません。
それでは。
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