過去にダックス、シャリーのリアホイールを【5.5J】にワイド化する方法について記事を書きました。
5.5Jじゃなくて、6Jの装着方法が知りたい。
そんな声がいくつか届きましたので、6Jの装着についても解説していきます。
- チェーンラインのオフセット
- タイヤ・チューブサイズ
この辺りをメインに解説していきます。
▪️この記事を書いている人
シャリーに6Jを履く際のオフセット
シャリーに6Jを履く場合の、チェーンオフセット量は、人によって多少ばらつきがあります。
ちなみに、今回紹介するシャリーのオフセット量は【20ミリ】です。
- エンジン側 ジャズ純正カウンターシャフト
- ホイール側 モトラ純正ハブ
もし、モトラハブが入手困難な時は、ダックスシャリーの純正ハブ用の20ミリオフセットを付ければ解決です。
しかし、6Jに20ミリのオフセットだと、ホイールとリムのクリアランスが近く、少しでもチェーンが暴れてしまえば、干渉し傷だらけになってしまう場合も…
そんな時は、今回紹介するシャリーのオフセット方法にプラスで、前後7ミリほどオフセットしてあげる事で、かなりクリアランスが確保できます。
つまり、シャリーに6Jを履く場合は、【27ミリ】オフセットしてあげれば安全ラインです。
あまりにもオフセット量に余裕を持たせてしまうと、スイングアームとやサスペンションとの干渉問題が出てきてしまう場合もおあるので、その辺は注意が必要です。
20ミリオフセットでも可能ですが、その辺りは自己判断です。
6Jに履かせるタイヤとチューブサイズ
▪️6Jに履くタイヤとチューブサイズ
- タイヤ 90/90-10
- チューブ 4.00-10
基本的には、タイヤサイズもチューブサイズも【5.5J】と全く同じサイズで引っ張る事が可能です。
- 左 4J
- 右 6J
チューブを購入する際は、バルブの形状に注意して下さい。
バルブの形状には、【L型】と【ストレート】があります。
自分の車体をよく見て、どっちの形状ならどこにも干渉しないかを確認してから購入しましょう。
ちなみに、今回履かせたタイヤサイズは【80/90-10】です。
当初、90/90-10で行く予定でしたが、フェンダーとの干渉があり、それを避けるために、さらに小さいタイヤサイズを引っ張りました。
やる前は、ビートがきちんと上がるかどうかの不安要素が強かったですが、問題なくビートも上がりました。
100キロちょっとの走行では、エア漏れやバーストはありませんでした。
ただし、80/90のタイヤサイズを使ってしまうと、ホイールが細く見えてしまうので、個人的には90/90をお勧めします。
引っ張りタイヤの組み組みに関しては、こちらの動画で分かりやすく解説されています。この動画だけ見ておけばタイヤの組み込みはバッチリです。
シャリーに6J装着完了
実際に、シャリーに6Jを履いた画像がこちらです。
5.5Jと6Jでは、約12.7ミリ(1.3センチ)太くなります。
たった1.3センチかもしれませんが、この数値は大きく見た目を変えます。
純正の兜フェンダーの形状に上手くはまり込み、足まわりのワイド感が別格です。
イベント等に行った際に、隣に5.5Jが並べばその差は明らかです。
まとめ
シャリーに6Jを履かせる場合は…
- オフセット量 20ミリ(27ミリ)
- タイヤサイズ 90/90-10
- チューブサイズ 4.00-10
基本的には、5.5Jを履くときと、全く同じオフセットやタイヤサイズ、チューブサイズで対応可能です。
実際に僕の周りにも、一度は5.5Jを履いたけども、やっぱり6Jに履き替える方も多かったです。
その際は、5.5jのオフセットのまま6Jを履く方も多かったです。
大概の場合は、6Jも20ミリオフセットで対応可能ですが、スイングアームの広がり方によって異なりますので、走行前には必ず干渉チェックを行いましょう。
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