4miniカスタムの定番である、【ローロング】【ワイド化】に伴って必要になってくるのが、ブレーキロッドの変更や加工です。
特に、リアホイールをワイド化すると、純正や市販のブレーキロッドだと、ホイールに干渉してしまって取り付けが出来なくなってしまいます。
そこで、ブレーキロッドをワンオフ作成しましたので、紹介していきます。
モンキーのブレーキロッドを変更する場合
モンキーのブレーキロッドを交換する必要があるのは、以下のパターンです。
- スイングアームを伸ばす
- リアホイールをワイド化
スイングアームをロングのものに交換する際は、スイングアームに付属してくる場合も多いかもしれません。
しかし、ワイド化した場合、純正のブレーキロッドだと、ホイールに干渉してしまい、取り付けが不可能になってしまう場合が多いです。
そうなれば、ブレーキロッドを曲げてホイールの逃げを作る必要があります。
既存のブレーキロッドを曲げて使っても良いですが、せっかくなのでワンオフ作成するのも1つの手だと思います。
モンキーのブレーキロッドをワンオフ作成に必要な物
- タップダイス
- パイプベンダー
- 金属の丸棒(6ミリ)
- ピロボール(メス)×2
ブレーキロッドの作成に必要なもはこれだけです。
パイプベンダーは、金属の丸パイプを綺麗に好きな角度に曲げる機械です。
既存のブレーキロッドを曲げるだけで良い!
そんな方にも役に立つ工具です。
タップダイスは、先端に取り付けるピロボールを固定するネジ山作成に使います。
折角のワンオフ作成なので、純正のようにボルト固定と、割りピン固定するのでは無く、ピロボールを使います。
正直、純正のブレーキロッドの固定方法は控えめに行ってインパクトが無いし、安っぽいです。
そんなイメージもワンオフ作成によって排除します。
モンキーのブレーキロッドを作成する方法
- 丸棒を必要な長さにカットする
- 丸棒を車体に合わせて曲げる
- 両端にタップ(ネジ山)を立てる
- 両端にピロボールを固定する
丸棒を曲げると、長さが多少短くなるので、少し長めにカットしておきましょう。
あとは、自分の車体に合わせて、丸棒を曲げて両脇にネジ山を作成し、ピロボールを付ければ完成です。
ブレーキロッドの固定は、ピロボールの穴を使ってM6のボルトで固定します。
今回僕の場合は真鍮を使っていますが、真鍮を使ってしまうとフルブレーキした際に、曲げたロッドが伸びてしまう恐れがありますので、鉄がおすすめです。
タップを立てて、両側にピロボールを付けた写真がこちら。
実際にワンオフ作成したブレーキロッドを車体に取り付けるとこんな感じです。
ブレーキロッドのワンオフ作成はあまり話を聞きませんが、一から作る事で自分の車体にバッチリ合ったものが作れます。
僕自身もこれを作る前は、純正のブレーキロッドを曲げて使っていましたが、自作した事で車体の見栄えが大きく変わったので満足です。
まとめ
リアホイールをワイド化した場合やスイングアームをロングに交換した場合にブレーキロッドの干渉に悩まされている方は参考にしてみて下さい。
ブレーキロッドのピロボール化は、やっている方が居ませんが、ちょっぴり高価なブレーキロッドにう見えるのでおすすめです。
普段車を触っている事が多く、車の足回りには多くのピロボールが使われているのをみて、バイクのブレーキロッドに採用する事を決めました。
それでは。
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