僕自身、車に乗り出してから早いもので、5年が経ちました。
みんなが車の免許を取る時期にドサクサに紛れて自動二輪の免許を取りに行ったので、周りと比べると車歴は短いですが。
そんな事はさておき、この5年で【8セット】の車高調を購入。
- 中古品 6セット
- 新品 2セット
友人たちの車高調取り付けにも多く携わってきたので、触ってきた車高調をもっと多い。
色々な車高調を触ってきて僕自身が体験した、安物車高調の失敗談について解説していきます。
具体的に2つのメーカーの車高調を購入し、失敗経験があります。
その失敗内容について詳しくお伝えしていこうと思います。
安物の車高調を買った失敗談
冒頭でもお伝えした通り、僕自身が車高調で失敗した…。と言う経験をしたメーカーは2つです。
ちなみにどちらのメーカーも全く同じ症状です。
- ストリートライド
- アップガレージオリジナル
※アップガレージオリジナルは友人の。
別に乗り心地が〜。オイル漏れが〜。と言う失敗ではありません。
それ以前の問題。
調整箇所の表面処理にメッキが施工してあったのですが、経年劣化によってこのメッキが剥がれてしまったことで、ブラケットが回らなくなってしまいました…。
表面仕上げが塗装なら剥がれて錆びてしまう程度で、よくある事なのですが、メッキが剥がれると剥がれたメッキが硬くネジ山に挟まってブラケットが回らなくなりました。
ブラケット内部に入り込んでいるメッキ処理も全て剥がれ落ちていたため、ブラケットを回して外そうとしても、メッキの層が硬く引っかかってしまい、本当に回りませんでした。
かなりの時間を掛けてなんとか、ブラケットを外してワイヤーブラシにてネジ山のメッキ剥がれを全て除去して再びスムーズに調整することが出来るようになりました。
そもそもネジ山を錆びさせないための表面保護のメッキが剥がれてブラケットの回転を妨げるとか有り得ない話。
僕の勝手な想像ですが、ストリートライドとアップガレージオリジナルの車高調はとても似ていて、OEMなんじゃないかな?って思っています。
ちなみにストリートライドの車高調、アップガレージの車高調はフルタップでありながら【6万円】程度で新品が買えます。
僕の体験談から、値段が安くネジ山部分の表面処理がメッキの車高調は注意した方がいいかもしれません。
安物車高調の定義
この記事に辿り着いてくれたユーザーは…
安物の車高調でも問題なく使えるかな?
そんな事を調べていた方だと思います。
そもそも、車高調っていくらなら安物の部類に入るのか?
これは考え方(価値観)の問題なので一概にいくら!と言う事は出来ません。
僕自身が考える一般的に安物と言われる最低ラインは【10万円】以下で新品購入できる車高調です。
じゃ、11万円の車高調は安物ではないのか?
って言う方が出てくるかもしれませんが、あくまで目安のハナシですからね。多分考える人が変われば、値段云々ドレスアップ向けに作っているような走りを全く追求しないような車高調を引っくるめて安物と言う人もいるでしょう。
過去に車高調の値段が安くなるケースと高くなるケースについてハナシをした記事がありますので、こちらも合わせて読んでみて下さい。
安くても信頼を置ける車高調メーカー
過去に使ってきた車高調はこんな感じ。
- イデアル
- ブリッツ
- ラルグス
- ストリートライド
- レオン
- ラッシュ
- RSR
個人的に安くても良かった車高調メーカーは普通車なら【ブリッツ】【ラルグス】。
軽自動車なら【レオン】です。
ここで挙げた僕が実際に自分の車につけたことがある車高調は、どれも新品で10万円ちょっとで購入可能な車高調です。
中でも【ブリッツ】【ラルグス】【レオン】は乗り心地、下げ幅の点から見ても価格以上の価値があるメーカーです。(個人的意見)
まとめ
この記事で紹介した安物車高調での失敗談は、2つのメーカーで味わった体験です。
これから車高調を購入しようと思ってる方は頭の片隅に入れておいて下さい。
金額が安い高いと言うのは、その人の価値観による考え方なのでアレコレ言いませんが、メッキの剥がれは想像以上に厄介でしたので、記事にさせて頂きました。
それでは。