先日当ブログの読者さんよりこんな質問を頂きました。
来月車検なのですが、ヘルパースプリングは装着したままでも、車検に通りますか?
この方の質問に答えるべく、ヘルパースプリングを付けたままでも車検に通るのか?この問題について詳しく解説していきます。
結論、ヘルパースプリングを付けたままでも、車検に通りますが何点か注意点もありますのでそちらも解説していきます。
ヘルパースプリングは車検に通る?
冒頭でもお伝えした通り、ヘルパースプリングを装着したままでも、車検に通ります。
過去に2回ほど、ユーザー車検にてヘルパースプリング装着車両をレーンに通した事がありますが、何も指摘されていません。
ヘルパースプリングを取り付けている事自体は、何の問題もありませんが注意しておきたい点が2つありますので、そちらも解説しておきます。
ヘルパースプリング装着時の車検で注意する点
- 最低地上高
- フォグランプの高さ
ヘルパースプリングを装着していいる場合、ストローク量の変化によって車高が下がります。
これによって、最低地上高に加えて、フォグランプの高さ基準をクリア出来なくなってしまうケースが稀にあります。
車検に行く前、お店に車を預ける前には確認しておきましょう。
お店に預ける際は、基準値に達していなければ、車高調整をされることになるでしょう。
お店に車高調整されると、一般的に【20000円前後】の工賃が掛かってきても可笑しくありません。
特に、普段車高調の車高調整をしないようなお店(車検がメイン)だと、車高調整の工賃は割高になる傾向があります。
バネ関連で車検に通らないケース
滅多なことがない限りは、車高調のバネが問題で車検に落ちることはありません。
しかし、以下の2パターンは車検に通りません。
- バネがカットされている
- バネが遊んでいる
バネの形状が明らかにおかしく、カットしていることが検査官にばれた場合、車検に合格する事は出来ません。
基本的にバネはカットするものでは無いからです。(中にはカット出来るバネもある)
もう1つはバネが遊んでいる場合です。
これは、【ネジ式の車高調】を使っているユーザーは注意が必要です。
バネを遊ばせて車高を下げるネジ式車高調では、バネが遊んでいる可能性がありますので注意が必要です。
もし、バネが遊んでいる場合は、スプリングシートの位置を上げて、バネの遊びを無くしておきましょう。
ただ、軽自動車と違って普通車の場合車検の時に、車をリフトアップせずに、検査院が車の下に潜るのでバネの遊びに関してバレる事は無いと思います。
軽自動車の場合は、リフトアップして腹下検査があるので、一発でバレます。
まとめ
結論、ヘルパースプリングは取り付けたままでも、車検に通ります。
ただし、以下には注意しておきましょう。
- バネの遊び
- 最低地上高
- フォグランプの高さ
特に、フォグランプの高さ項目は、認知していないユーザーも多いので頭に入れておきましょう。
詳しくはこちらの記事をご確認して下さい。
それでは。