ヘルパースプリングの取り付けに伴い、メインスプリングを決めたり、車高を決める際に必要になってくるのが【密着荷重】です。
この記事では、ヘルパースプリングの密着荷重を計算する方法について解説していきます。
そもそも【密着荷重】ってなに?
と言う方のためにヘルパースプリングの密着荷重とは何か?これについても合わせて解説します。
ヘルパースプリングの密着荷重とは?
ヘルパースプリングの密着荷重とは、ヘルパースプリングが縮まり切るのに必要な重さを意味する言葉です。
つまり、何キロの重さが掛かった時に、ヘルパースプリングは縮まり切るのか?と言う意味です。
ヘルパースプリングは、車体に取り付けてジャッキを下ろした際(1G)には、完全に潰れている状態になります。(縮まり切った状態)
ヘルパースプリングの密着荷重を計算する方法
ヘルパースプリングの密着荷重を計算する上で、必要になる情報はこの2つです。
- ヘルパースプリングのバネレート
- ヘルパースプリングのストローク長
この2つの数字が分かればOKです。
▪️密着荷重の計算式
(バネレート K)×(ストローク長 mm)=密着荷重
この計算式に自分が使う、ヘルパースプリングの仕様を当てはめれば密着荷重を求める事が可能です。
バネレートとストローク長を掛けてあげれば良いだけなので簡単に求める事が出来ます。
バネレート(k)は何キロの荷重を受けた時に【1ミリ】縮むと言う数値です。
※バネレートが10kなら10kの荷重で1ミリ縮む
これだけ頭に入れておけば、バネレートと車重を用意する事で車高の計算は簡単にできます。
車重に関しては、車検証に記載がありますのでそちらで確認可能です。
まとめ
ヘルパースプリングの密着荷重を求める場合は…
(バネレート K)×(ストローク長 mm)=密着荷重
ヘルパースプリングの密着荷重を求める事で、メインスプリングが受ける車重を計算する事が可能になります。
ヘルパースプリングを取り付けた後の車高を知りたい時や、メインスプリングのバネレートを決める際に役立つ知識なので覚えておきましょう。
それでは。