IS250(GSE20)の運転席(助手席)と後部座席のドア内張の外し方について解説しています。
基本的に、運転席(助手席)も後部座席のドア内張の外し方は同じです。
スピーカー交換や、フィルム施工時などに参考にしてみて下さい。
内張を剥がすのに必要な工具
- プラスドライバー
- 内張剥がし
- ラチェット(10ミリソケット)
ラチェットと10ミリのソケットは無くても、作業可能ですけど、あった方が便利です。
運転席(助手席)のドア内張の外し方
運転席(助手席)のドア内張は、2本のネジとクリップによって固定されています。
まずは、ドアノブのところのカバーを外していきます。
内張剥がしを使って、テコの原理によりパカッと外れます。素手でも爪が少しあれば充分外せます。
ここのプラスネジを外します。
次に、ウィンドースイッチのカバーを内張剥がしを使って外します。
スイッチのカバーを外すと、赤丸部分にボルトが固定されているのでこちらも外します。
プラスドライバーでも外せますが、ラチェットとソケットを使った方が楽チンです。
ボルトを外して、内張を剥がす時は下側から手前に引くようにするとクリップが外れます。
下側のクリップが外れたら、上側に持ち上げるようにすると上側部分の引っ掛かりが外れるので内張が外れます。
後はワイヤーと、カプラー(3つ)を外してあげればOKです。
ワイヤーを外す際は、緑と白色のクリップ部分を上に持ち上げるようにすると、外れます。
あとは、ワイヤーの太鼓部分を上に引き上げれば完全に外せます。
後部座席のドア内張の外し方
基本的には、後部座席側のドア内張の外し方も全く同じです。
ドアノブ部分のカバーを外したところに1つ目のネジが隠れています。
そして、もう1本のボルトも同じように、ウィンドースイッチのカバーを外すと確認出来ます。
あとは、全く同じように下側から内張を外して、下側部分のクリップを外し次第、内張を上側に持ち上げるようにして外します。
ウィンドースイッチはこちらの爪を押し込みながら、引っ張る事で外れます。
この爪は左右にありますのでもう反対側も外します。
カプラーでは無く、ここを外すことによって内張を外した後でも、窓の上げ下げが可能です。
運転席側のウィンドースイッチの外し方も全く同じです。
まとめ
IS250(GSE20)のドア内張は、前側も後ろ側もほとんど同じ作業容量で外す事が可能です。
内張を戻す時は、ワイヤーの組み付け間違いに気を付けましょう。
片方がドアロックのワイヤーで、もう一つがドアを開ける際のワイヤーです。
間違って組み付けると、鍵が閉まらなくなりドアが開かなくなり、やり直しです…
そこだけ注意しておきましょう。
それでは。