ホイールセッティングの中には【アウトリップ】と呼ばれるスタイルが存在します。
ところでアウトリップって何だろう?どんなスタイルの事を言うのかな?
そんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
アウトリップとは、引っ張りタイヤを組み込み、タイヤはフェンダー内に収めてホイールのリムだけをフェンダーから突出させるスタイルです。
この記事ではアウトリップについて分かりやすく解説していきます。
アウトリップとは?
先程もお伝えししましたが…
アウトリップとは、フェンダーからホイールを突出させるスタイルの事を示す言葉です。
ちなみにこの画像のようなスタイルがアウトリップです。
フェンダーからホイールのリムだけが綺麗に突出しているのが確認して頂けると思います。
タイヤを引っ張っていることで、タイヤはフェンダー内に収まっているのに、リムだけフェンダーから突出しているのがアウトリップ最大の特徴です。
あまりにも、タイヤ(ホイール)の突出が多いと、アウトリップではなく【はみタイ(はみ出しタイヤ)】と呼ばれる場合があります。
アウトリップをやるために必要なポイント
では、アウトリップをやるためにはどんな事に気を付ければ良いのか?という点について簡単ではございますがお話します。
アウトリップに欠かせないポイントは3つあります。
- 引っ張りタイヤ
- ストロークの制御
- フェンダーの爪処理
まずアウトリップを行う上際は、3つのポイントを抑える必要があります。
どれか1つでも欠けていると、アウトリップとしてのスタイルで車を走行させるのは難しいです。
タイヤの引っ張り具合が甘ければ、タイヤとフェンダーが干渉してしまいます。
ストロークの制御がキチンと出来ていなければ、大きな段差を越える際に、フェンダーがリムの上に乗っかってしまいフェンダーを痛めてしまいます。
アウトリップを行う際はポイントを1つ1つ確実にクリアしていく必要があります。
カッコイイ見た目の裏腹にはなかなか高い難易度が待ち受けています。
引っ張りタイヤに関する記事はこちらにリンクしておきます。
アウトリップ車両の紹介
数に限りはありますが、アウトリップのお手本となりそうな車を出来るだけ多く紹介していきます。
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どの車を見ても、綺麗にフェンダーからホイールのリムが飛び出していますよね。
タイヤはフェンダーの中にあるのに、リムだけがフェンダーから飛び出しているアウトリップは見ていてウットリしてしまいそうです。
※車高調の車両もエアサスの車両も混ざっています。
まとめ
アウトリップはあくまで弄り方の【スタイル】に過ぎません。
そのため、これはアウトリップで、あれはアウトリップじゃない!そんな議論が繰り広げられることも…
この記事ではアウトリップについて【タイヤはフェンダーの中、ホイールのリムだけはフェンダーの外】に出るスタイルとお伝えしてきました。
アウトリップの定義として正しい情報をお伝えしてきましたが、考え方が違う方もいらっしゃる場合もありますので、その辺りは頭に入れておいてください。
特に数値化されているものではありませんので、やっている本人がアウトリップだ!というのであればそれで構わないと僕は考えています。
それでは。