先日製作した、真鍮から削り出した真鍮パーツに変色防止として、ウレタンクリア塗装を施工しました。
そこでこの記事では、真鍮の変色防止のクリア塗装について紹介していきます。
真鍮の変色防止には、クリア塗装してしまうのが最も手っ取り早い対策かと思います。
塗装前に色味の調整磨き
真鍮にクリア塗装をしてしまうと、変色はしなくなりますが、色味が固定されてしまうため、クリア塗装をする前にヤスリを使用して、真鍮の色味を調整しておきます。
今回は、丸物だったため、ボルトとナットでパーツを固定し、ボール盤にチャックしたのちホームセンター等で売っている不織布パッドを使用して磨いています。
番手は1200盤を使用。
使用する番手によって、真鍮の色味が変わりますので、お好みで番手をチョイスすると良いかと思います。
もっと光沢感を出すのであれば、液体コンパウンドで仕上げてから塗装するのが良いかと思います。
真鍮にウレタンクリア塗装
今回のクリア塗装は、塗装ガンを使用し2液のウレタンクリアを使用。
関西ペイントさんのクリアです。
クリア塗装をすると、少しばかりか塗装前に比べて色が白っぽくなります。
ちなみに下処理は、ヤスリで削り落としただけです。ミッチャクロンは吹いてません。ミッチャクロンを使用すると、もっと白く濁っちゃいます…。
また、初めパーツクリーナーで脱脂してから塗装を。と思ったのですが、パーツクリーナーを吹きかけると、それはそれでまた変色してしまったため、ヤスリ掛けのあとはエアブローのみで塗装しています。
まとめ
真鍮は、表面処理をしないと変色が激しいため、変色を嫌う場合はクリア塗装をしてしまうのが手っ取り早い対策かと思います。
変色した色味が合う場合もあるので、難しいところではありますが…。
塗装の膜を乗せておけば、真鍮特有の変色は防止することが可能です。
変色防止のスプレーもありますが、ただのコーティングに過ぎませんでの、塗装してしまった方が長持ちするかと思います。
それでは。
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