これからダックスに使用するモトラハブのリアスプロケット取り付け作業を行いました。
そこでこの記事では、ダックスやシャリー、モトラハブのリアスプロケット交換方法について画像付きで紹介していきます。
合わせて、スプロケット周りの純正部品の品番についても紹介しておきます。
今回リアスプロケットを取り付けるハブはモトラハブになりますが、ダックスとシャリーの純正ハブも使用する部品も交換方法も全く同じです。
スプロケット周りの純正部品の品番
リアのスプロケット周りに使用されている純正部品の品番は以下の通りです。
- クリップ 94511-50000
- ダンパーゴム 41241-051-000
- ダンパーカバー 41245-051-000
リアスプロケット交換時には、この3点を交換しておくことをおすすめします。
ダンパーカバーに関しては、汚れていなければ再利用でも全然構いませんが、このカバーはかなり価格が安いのでついでに変えちゃっても良いかと個人的には思います。
ダンパーゴムを購入する際には、基本的には1個売りになりますので、4個の注文が必要です。
ミニモトさんから購入する場合は、4個入りワンセットになっています。
ダックスやシャリー、モトラのリアスプロケット交換方法
ダックスやシャリー、モトラのハブに固定されているリアスプロケットは、Cクリップ1つで固定されています。そのため、リアスプロケットを交換する際には、スナップリングプライヤーを使用して、クリップを外してやればスプロケットが外せるシンプルな構造。
Cクリップがハブの溝ハマることで、スプロケットの抜け止めになっています。
ここのクリップが大きいため、スナップリングプライヤーも大きめのサイズが必要…。
僕は大きめのものを持っていなかったため、プライヤーの付け根をリューターとグラインダーでガッツリ削って、プライヤーの可動範囲を拡張してクリップを外したり付けたり出来るようにしました。
ちなみに使っているのは、このタイプ。これだと、広がりきらないので加工ありきの脱着です。
おそらくこれが安くて使えそう。(Cリング65mmまで対応)
クリップを外したら、あとはスプロケット本体がダンパーゴムに刺さっているので、引っ張ってやるだけで外せます。
スプロケットを取り付ける際には…
- ハブダンパーを4つ差し込む
- ダンパーカバーをはめる
- スプロケットをはめる
- Cクリップを固定する
最後、Cクリップをはめる際には、クリップを広げて溝の近くまでクリップを運んでやったら、スプロケット全体を押し込んでやると、クリップが溝にバッチリハマります。
※ダンパーゴムによって、スプロケットが若干浮いており、溝の1部がスプロケット被ってしまっているため。
クリップ取り付け後は、スプロケットを手で押し込んで溝をしっかり確保したのち、クリップが1周しっかりと溝にハマっているかだけ確認するのを忘れずに。溝にハマっていない箇所があると、走行中にクリップが外れる可能性があります。
今回使用したスプロケットは、キタコさんの31丁。メッキ加工に出したものを使用しています。
まとめ
スナップリングプライヤーにてクリップを脱着するだけでリアのスプロケット交換が可能です。
使用する工具、純正部品に関しては、ダックスやシャリーの4本ハブもモトラのハブ(R&Pやノーティダックス)も全く同じです。
大きめのスナップリングを用意しておかないと、Cリングの脱着が出来ませんのでそこだけ注意です。あとは僕みたいに、プライヤーを加工してなんとかするか…。
リアのスプロケットを交換する際には、Cクリップとダンパーゴムは新品を用意して同時交換をおすすめします。ついでに安いのでダンパーカバーも変えちゃうのが心機一転綺麗になって良いかと。
それでは。
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