去年のホットロッドカスタムカーショー前から少し気になっていた箇所の1つ。
クラッチワイヤーのダストカバーを製作して、部品の交換を行いました。
今回ダストカバーを交換するクラッチワイヤーは、武川製のスペシャルクラッチ用です。
ダストカバーの製作
ダストカバーの製作は、真鍮の丸棒を汎用旋盤にて加工して製作しました。
アクスルカラーの製作時に購入した25ミリの真鍮丸棒のあまりで製作したので、12ミリまで外径を削ったのち、先端を少しR形状に切削し、内側にM8のタップを切り、クラッチワイヤーが通るための2.5ミリの穴を開けたシンプルなものです。
太めの真鍮丸棒は地味に高いから、12ミリを購入しようと思っていたけで面倒になり…。
全長は、適当に突っ切りバイトでカットしただけ。
完成するとこんな感じ。
クラッチワイヤーのダストカバー交換
元々クラッチワイヤーに取り付けられているダストカバーは、ゴム製で出来ており、調整用のネジ部分に嵌め込まれているだけのものです。
新たに製作したダストカバー側にこの調整ネジと同じM8の1.25Pのネジ山を製作しているので、ネジ込み式のダストカバーになります。
ダストカバーを入れ替えるとこんな感じ。
このダストカバーを交換するには、一度クラッチワイヤーをバラす必要があります…。タイコ部分で切断して、カバーを交換。その後、タイコを再度取り付け。
この時使用するタイコも真鍮の丸棒から製作しています。
まだ仮組の段階なので、タイコの固定はしておりませんが、半田コテにてタイコは固定。そのため、製作するタイコの材質は真鍮が良いかと思われます。
まとめ
ゴム製のダストカバー(キャップ)が真鍮製になるだけで、ガラッとイメージが変わりますね。
地味な部品ではありますが、やりたかったことの1つでしたので満足。
それでは。
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