モンキーのCDIを変えようかどうしようか検討中なのですが、CDIを変えるとどのような効果がありますか?
先日ボアアップする際にはCDIを変えた方が良いのか?という質問を頂いた方より、この質問を同時に頂いておりました。
そこでこの記事では、CDIを社外品に交換するとどのような効果があるのか?という内容のお話をしていきます。
【モンキー】CDIを変えるとどんな効果がある?
モンキーのCDIを変えると、点火時期が変わる、または点火時期の調整が出来るようになる。という効果があります。
社外品のCDIには、点火時期が複数のパターンから選べるタイプもあれば、メーカーがココだ。という点火時期1本に変更されるタイプの2種類があります。
基本的に、モンキーにはリミッターは掛かっていませんので、モンキーに社外品のCDIを取り付けた際に得られる効果というのは、点火時期の変更という点に尽きます。
そのため、現状で特に点火時期の問題が無いのであれば、社外品のCDIを取り付けても良い効果は得られない可能性があります。
理想の点火時期になることで出力が上がる
モンキーに社外品のCDIを取り付けることで、調子が良くなったり出力が上がるという効果を得られるケースにおいては、ボアアップしたりエンジンをカスタムする中で、現状のエンジンには純正の点火時期ではエンジンの出力を十分に発揮できていない状態だった。ということです。
つまるところ、CDIを変えたら必ずトルクが上がったり最高速が伸びたりするわけではなく、点火時期が適正位置に来ることで得られる効果になります。
点火時期に問題がない状態のエンジンに社外品のCDIを入れてしまうと、かえって点火時期が早くなり過ぎて、調子が悪くなったり、エンジンの出力が落ちてしまうというケースもあるということです。
現状別に調子が悪いわけじゃ無いけど、実は点火時期がベストな位置に来ておらず、CDIを変えたことでベストな点火時期になって調子がさらに良くなった。というケースも十分起こり得る話ではありますが。
このような人から見れば…
社外品のCDIを付けるとトルクが上がって速くなるんだ。
このように感じるかもしれませんね。正確には、社外品のCDIを付けたということよりも、ズレていた点火時期が良い位置に来たため、エンジン本来のポテンシャルを引き出せるようになった。という解釈かと思います。
まとめ
モンキー(50cc)のCDIを変えて得られる効果は、基本的には点火時期の変更が出来るため、カスタムしたエンジンに適した点火時期に調整が可能という点に尽きます。
エンジンをカスタムしていくと、どうしても純正の点火時期だと点火のタイミングが遅くなり、エンジン本来の出力が行えないケースも多いです。
この状態に社外品のCDIを入れることによって、点火時期を最適な位置に調整が可能になることで、エンジンの出力が上がり、エンジン本来のパワーが出せるようになるというのが、求める効果です。
そのため、点火時期の調整が必要ない車体に入れると、効果は得られず…。場合によっては、点火時期が早まり過ぎて、エンジン不調整になるケースも。
それでは。
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