とあるイベントにて、2輪車のアクスルカラーに真鍮を使用している車両を目撃して、居ても立ってもいられなくなってしまったため…。ネットにて真鍮の丸棒を購入。
真鍮にて、モンキーやダックスのアクスルカラーをワンオフ製作しました。
使用したモノ
- 真鍮丸棒 25ミリ
- 高速カッター
- 旋盤
真鍮の丸棒はネットにて取り寄せ、自宅の高速カッターにて、ざっくり必要な長さにだけカットしたのち、旋盤をお借りして製作。
真鍮の丸棒は結構高い…。今回は、他にも作製予定の部品があるので、まとめて長めに購入しているので、部品1個当たりの材料費は抑えられたかな。必要分だけ購入すると、かなり高価なアクスルカラーになっちまう…。
アクスルカラーのワンオフ製作
旋盤作業は正直ど素人レベルですが、このぐらいの部品切削でしたら比較的すぐ出来るようになるレベルです。
一度だけ、卓上旋盤を使用したことがありますが、アルミや真鍮ぐらいの切削加工なら容易に可能です。
12mmのアクスルシャフトが通る穴を開けたら、ハブベアリング部分に嵌め込まれているオイルシールを通過出来るように、シール内径ほぼほぼ同じサイズに切削加工してやります。
シール部分にはめ込む際に、ちょっぴりキツイかなぐらいの寸法で。
フロントに関しては、キャリパーサポート部分を左右からカラーで抑えるため、凸型のカラーが1つ余分に。
1つ長いカラーに関しては、フロントがワイドフォークになっていること。加えて、今回からメーターギアを撤去するため、プラスでメーターギア分の厚みが長くなりました…。
せっかく自分で作ることにしたので、フロントに1箇所。リアに1箇所。溝切削をしてみました。
リア側に関しては、ガッツリ覗き込まない限り誰にも見つかることは無いかもしれません。
幅や溝の深さは手探りで作業したため、前後で深さや幅が異なります。間隔はやや狭めで深さもそこそこ浅めが綺麗かも。溝はよくよく見るとR形状で。
突っ切りバイトに固定するフルRのチップを使う予定でしたが、地味に高いのでやめました…。
もう使うことがないロウ付けバイトがあるよ。ということだったので、ワイヤー加工機にてNCの力で綺麗な両側R形状の突っ切りバイトを製作して溝切削してあります。
まとめ
まだリアの片側が採寸出来ていないので、あと1つカラーの製作が必要ですが、これでアクスルカラーも真鍮になりそうです。
あまり真鍮でアクスルカラーを作る人は多くありませんが、個人的にはおすすめのカスタムかと思います。
それでは。
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