車のマフラーから排気が漏れているみたいなんだけど、これって排気漏れしているとどうなる?放っておくと問題が出てくる?
先日、友人よりこのような質問を頂きました。
そこでこの記事では、車のマフラーから排気漏れしているとどうなるのか?というテーマでお話ししていきます。
車のマフラーから排気漏れしているとどうなる?
車のマフラーから排気漏れていると、以下のような問題が発生します。
- 排気音が大きくなる
- パワーダウンする
- 燃費が悪化する
- 車内に排気ガスが侵入する
どのぐらい排気が漏れているかによっても話が変わってきますが、マフラーから排気が漏れていると、本来のエンジン性能が発揮できなくなるため、パワーダウンしたり燃費が悪化したりと走行面に影響が出るケースがあります。
当然、消音器を通過する前の排気ガスが途中でマフラーの外へと排出されるため、排気音も大きな音がします。
排気漏れがある状態で車に乗り続けていても、エンジンが壊れてしまう。みたいなトラブルになるケースはほとんどないと言っても良いかと思います。
一番の問題は、車の真下から排気ガスが漏れてしまうと、車のフロア(床)から排気ガスが車内に侵入してしまうという問題点があります。
死亡事故のケースもある
車のマフラーから排気漏れがあると、排ガスがフロアから車内へと流れ込んでしまします。ただ臭いだけならまだ良いかもしれませんが、排気ガスは有害で、一酸化炭素中毒を引き起こし、最悪の場合は死亡事故につながるケースもあります。
非常に稀なケースではありますが、アイドリングをした状態で、車内の中で寝ていたりするとこのような可能性が出てきます。
実際にこのケースによる死亡事故は実例があり。
そんな理由からも、マフラーの排気漏れがあると車検には通過しません。そのため、なるべく早めにマフラーの排気漏れを修理することをお勧めします。
まとめ
車のマフラーから排気漏れが起きている状態だと以下のような問題が発生します。
- 排気音が大きくなる
- パワーダウンする
- 燃費が悪化する
- 車内に排気ガスが侵入する
走行性能が低下したり、音量が大きくなる問題こそありますが、そのまま走行を続けることで重大なエンジントラブルを引き起こすようなケースはそう起こりません。
※ちょこっと穴が空いているとか、ちょこっと継ぎ目(フランジ)から漏れているぐらいならまずその辺の心配はありません。
ただ、マフラーが排気漏れを起こしていると、フロア(床)から排気ガスが車内に侵入してしまい、人的被害が起こりうるため、早めの修理をお勧めします。
長時間にわたってアイドリングをしたまま、車内で睡眠を取っていると、一酸化炭素中毒になってしまうリスクすらありますので、その辺りは頭の片隅に入れておいて下さい。
それでは。
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