先日、N-BOXのマフラーから排ガスが漏れるという事態が発生…。排気漏れの箇所を探っていくと、触媒とエンジンの連結箇所から…。
そこでこの記事では、N-BOXの触媒からの排ガス漏れ修理について簡単に紹介していきます。
コンバーターガスケットの品番
N-BOXの触媒とエンジンの間に使用されているガスケットの品番は以下の通りです。
- 18115-R9G-007
なかなか情報が落ちておらず、ガスケットの品番を探すまでに一苦労…。
ターボ車の場合は、ガスケットの品番が異なりますので注意です。
【N-BOX(JF1)】触媒からの排ガス漏れ修理
今回の排ガス漏れは、段差にリアピースが引っ掛かったことによって、マフラー全体が車体後方側へと引っ張られたことによって、触媒のフランジ部分が曲がってしまったことが原因…。
そのため、触媒を一度取り外して、面が平らに仕上がっている金属のプレートをあてがい、Cクランプを用いてフランジの平をあらかた出す。その後に、そのプレートに紙ヤスリをあてがい、平らになるよう研磨。
黒いマジックを塗って、ガスケット部分の当たり面が均等に消えるまで。
あとはガスケットを交換して、無事に排ガス漏れの修理が完了です。
単純にガスケットの不具合によって、排ガス漏れを起こしているケースに関しては…
- 遮熱板
- マフラー連結部分
- 触媒固定部分
これらを外して、触媒を少しバンパー側へとズラしてやれば、ガスケットの交換が可能です。
まとめ
ホンダのNシリーズは、触媒のフランジ部分の強度が弱く、熱による歪みやちょこっとマフラーをぶつけたりすると、運が悪いとすぐに触媒とエンジンの継ぎ目から排気漏れが起こるようです…。
調べた感じ、単純に排ガス漏れが1台と、マフラーをぶつけて排ガス漏れが1台。車屋さんの記事より発見しました。
触媒部分のガスケット交換自体は、少し作業スペースが狭いですが、フロントバンパーは外さなくても作業できるぐらいです。
それでは。
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