少し前に、エンジンの仕様をちょっぴり変更し、試運転に出たのですが、全くと言って良いほどエンジンが吹け上がらない…。
そこでこの記事では、モンキーのエンジンが吹け上がらない原因について簡単に紹介していきます。
今回の原因は、点火タイミングのズレにありました。
【モンキー】エンジンが吹け上がらない原因
モンキーのエンジンが吹け上がらない原因は、ざっくり2つ。
- キャブのセッティング
- 点火タイミングのズレ
アクセルを開けても、エンジンの回転数がボコついてしまい、上手く吹け上がらない場合は、真っ先にこの2つを疑うと良いかと思います。
あとはイグニッションコイルやスパークプラグと言った、点火にまつわるパーツによる場合もありますが…。
今回の場合は点火タイミングでした
今回のケースにおいては、フライホイール周りの部品を交換する前には、問題なくエンジンが吹け上がっていたことから、キャブセッティングの問題では無いことは明確。
そのため、フライホイールのベースプレートに固定されているピックアップセンサーの取り付け位置を変更し、点火タイミングをちょこっと調整してやると、問題なくエンジンが吹け上がるように。
今回は、点火タイミングが遅いことで、エンジンの吹け上がりが悪くなっていました。
購入したインナーローターをそのまま取り付け。ピックアップセンサーの取り付け部分は長穴になっており、ちょうど長穴の中心部分に組み付けてある状態でした。
これを、点火時期が早まる方向へ移動させると、問題解決。
タイミングライトを持っていないので、エンジンの調子だけを見て調整していますので、どのぐらい点火時期が早まったかは分かりませんが、調整キャパで見る感じ、割と早めの点火時期になったことかと思われます。
▪️点火時期の調整方法
まとめ
モンキーのエンジンが吹け上がらない場合は、まずはキャブのセッティングを確認してみて、それでも変化がない場合は点火タイミングのズレが原因になっている可能性が高いです。
ポイント点火だけに限らず、CDI点火の12Vエンジンでもフライホイールの軽量化や使用しているCDIによって、点火時期のズレが生じてエンジンが吹け上がらなくなるケースも。
それでは。
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