現在、モンキーをカスタム中なのですが、スイングアームを車体に取り付けようとしたところ、フレームとスイングアームの取り付け部分に隙間が出来てしまいます…。どうすれば良いですか?
先日、このようなお悩み相談を受けました。これ、自分のモンキーを組み付ける際にも起きた現象です…。
そこでこの記事では、モンキーのスイングアームとフレームの隙間が出来る問題について簡単に紹介していきます。多分ですが、スイングアーム側の問題かと…。
【モンキー】スイングアームとフレームの隙間問題
モンキーのフレームにスイングアームを取り付ける際に、隙間が生じる事例はそこそこ確認済みです。おそらくですが、この隙間はスイングアーム側の寸法が大きく作られていることが原因です。
僕自身のモンキーもスイングアームとフレームの間に10ミリほど(正確な数値は忘れたけども…)空いている状態でした。ちなみに、4L純正フレーム。スイングアームは、オークションにて購入したため、メーカーは不明ですが、ワイド加工されてある純正スイングアーム形状に、スタビが取り付けられているモノ。
もちろん、純正フレーム側の取り付け部分に削られた痕跡は無し。
この隙間はポッシュさんから出ているユニバーサルカラーにて埋めてあります。スイングアームの中心とフレームの中心が合うようにカラーを入れてやれば問題なく使用可能です。
※現在、左右均等の厚みのカラーが入れてあります。隙間が完全になくなるように。
アルミのカラーを使用していますが、スイングアーム部分は可動するため、アルミではなく鉄のカラーを使用した方が良いかと思います。もしくはワッシャーを使用するか。
※厳密にはブッシュもしくはベアリング部分が可動するため、削れたりはしないはずですけども。
100キロ程度走行した後に、スイングアームを一度外していますが、カラー部分に削れたり摩耗した痕跡はありませんでしたけども。よくストロークする車体の場合は特に注意した方が良いポイントかと思います。
カラーを入れた状態でおおよそ300キロ程度の走行をしていますが、今のところトラブルは無し。
フレームの年式による寸法差はない
フレームの年式によって、スイングアーム取り付け部分の寸法に変更があるのかな?とも少し思って調べましたが、やっぱりそんなことはありません。6Vのフレームも12Vのフレームもスイングアームの取り付け部分の寸法は同じ。
そのため、スイングアームとフレームの間に隙間が生じる場合は、スイングアーム側に問題があります。
調べるまでもなく、モンキー用に売られているスイングアームに4Lモンキー用とか5Lモンキー用とか分かれていませんから、スイングアームの取り付け寸法は紛れもなく共通ですね。
比較したことはありませんが、国産フレームと海外製の社外フレームだと、寸法が違うのかも?
※憶測に過ぎませんけど。
まとめ
モンキーのスイングアームを取り付ける際に出来る隙間は、スイングアーム側に問題があります。
色々調べた結果、安物の純正風スイングアームにこの症状がよくあるみたいです。もしかすると、純正フレームと中華フレームでスイングアーム取り付け部分の溶接されているカラーの長さ(幅)が異なるのかも?
※手元に中華フレームがないので定かではありませんし、確認のしようもありませんが。
もし、隙間が出来てしまう場合は、スイングアームが車体(フレーム)の中心に来るようにカラーを挟み込み、スイングアーム固定ボルトを締め込めばOKです。
現状、ポッシュのカラーを入れて400、500キロ程度走行していますが、不具合は出ていませんので問題ないかと思います。
今の所、この固定方法でトラブルは発生しておりません。
それでは。
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