近々車検に行くんだけど、ブレーキパッドの残量って何ミリまで車検に通るの？あんまりパッドの残量が無いんだけど…。
先日、このような相談を….。
そこでこの記事では、ブレーキパッドの残量は何ミリまで車検に通るのか？と言うテーマでお話ししていきます。結論、ブレーキパッドの残量の検査基準はありません。
ブレーキパッドの残量は何ミリまで車検に通る
結論はすでにお伝えしてあるとおり、車検においてブレーキパッドの残量に関する基準は設けられていません。そのため、ブレーキパッドの残量が仮に1mmしかなくとも、ブレーキ検査を通過することが出来れば、車検に落ちることはありません。
たまに、残量が何ミリ以下だと車検に通らない。と言う情報を見かけることがありますが、そのような基準は無いです。
おそらく、そのぐらいになったら交換したほうが良いですよ。と言う数値を誤認しているだけかと思われます。
逆を言えばブレーキパッドの残量が十分あったとしても、ブレーキテストを通過できなければ、車検には通りません。当たり前ですが…。
検査場でブレーキパッドの残量は計測不可
車検時には、タイヤを外して車検を行うわけではありませんので、車検時においてブレーキパッドの残量を正確に計測することは難しいです。
※陸運局にて車検を受けている場合においては。
ディーラー等で車を点検して、そのまま車検の合判を押せる指定工場であれば、パッドの残量を計測することが可能ですが…。
そのため、お店で車検を受ける場合であれば、パッド残量が2ミリ1ミリになっていたら、確実に交換されるかと思いますので、そういう意味で言えば、そのぐらいの厚みだとそのままでは車検に通過しないかもしれませんね。
極論ですが、ブレーキパッドの管理ぐらいそっち（車屋さんもしくはユーザー）でやれ。ってことかと思います。
まとめ
車検時のブレーキパッド残量に基準はありませんので、ブレーキテストを通過できるブレーキの状態であれば、仮にパッドが何ミリであろうとも車検に通ります。
これはあくまでも車検に通るか否かの話だけであって、ブレーキが効けばパッドの残量はどうでも良い。と言う意味ではありませんので、パッド残量が少ない状態であれば、車検云々の前に交換することを強くお勧めします。
とりあえず、先に車検を通す場合に関しては、パッド残量は少なくても車検には通過しますので、車検取得後にパッド交換をしてやればOKです。
それでは。
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