少し前に、友人にモンキーのフロントブレーキディスク化に使用するとあるパーツをあげたところ、ディスク化が完了したとのお知らせと大量の画像が送られてきました。
そこでこの記事では、モンキーのフロントブレーキディスク化について紹介していきます。
▪️ホイールと足周りの状態
- ノーマルフロントフォーク
- 8インチ
- 4Jホイール
使用した部品
- ブレーキキャリパー
- ブレーキマスター(スクーター用)
- ディスクハブ(ミクニ)
- 160mmディスクローター
- キャリパーサポート
- バンジョーボルト
- ブレーキホース
モンキーのフロントディスク化に伴い使用する大まかな部品は上記の通りです。
【モンキー】フロントブレーキのディスク化
フロントブレーキのディスク化をする場合は、ハブをディスク用のものへ交換して、キャリパーサポートを固定。そこにキャリパーを固定するだけでディスク化が可能です。
ただ、ノーマルフロントフォークの場合、キャリパーサポートを固定するにあたって、インナーチューブの加工が必要になる場合があります。
今回使用したデイトナさんのキャリパーサポートは、インナーチューブの外径を固定に使うため、ワイヤーを固定するためのブラケットと、ドラムブレーキパネルを固定するためのポッチを切断する必要があります。
ブレンボ2POT用と記載がありますが、シフトアップさんのキャリパーもブレンボ2POT(通称カニキャリパー)と84mmの取り付けピッチなので、問題なくキャリパーの固定が可能です。
余談ですが、最近はミニモトさんからも、同じタイプのサポートが出ていますね…。
切断してしまうと、メッキが剥がれるため、後々錆の原因に…。最も手っ取り早く、綺麗に仕上げるなら、左側のインナーチューブを用意して、それを右側にも使用する。と言う手段もあります。
キャリパーサポートの後付け感が気に入らないと言う方は、Gクラフトさんのインナーチューブを使用するのがおすすめです。
このフォークを使用してディスク化するのが最も見た目は綺麗かな。と個人的には思います。
▪️インナーチューブの分解、交換方法
ディスクハブに160mmのローターを固定し、キャリパーサポートとキャリパーを固定すると、あらかたディスク化が完了です。
左側に関しては、純正のスピードメーターギアとカラーを取り付けてあります。
今回、8インチの車両ですので、使用するブレーキキャリパーはシフトアップ製のもの。8インチホイールでディスク化する場合は、クリアランスの問題から、必然的にこのキャリパーになります。
ローター径160mmに、8インチ4Jホイールの車両に取り付けても、これだけゆとりのあるクリアランスが確保可能です。8インチには、このシフトアップさんのキャリパーが最高に似合います。ホイールの大きさと釣り合いが取れるのはこのキャリパーだけですね…。
ブレンボのカニキャリパーを付ける場合は、フルードのラインに干渉しないギリギリまで、削ってやれば取り付けは可能。フルードラインまで削ったら、キャリパーはボツになるので注意。
あとは、ブレーキマスターを固定し、フルードを入れてエア抜きしてやれば、ディスク化が完了です。別体式のマスターを使用するのであれば、アクティブさんから出ている、カラフルなフルードを入れると綺麗だったりします。
今回使用したブレーキマスターは、スクーター用を流用です。
まとめ
8インチモンキーのフロントブレーキをディスク化する際には、シフトアップさんのブレーキキャリパーを使用すると、スムーズにディスク化が可能です。
8インチ4Jのホイールでも、難なくディスク化出来ちゃいます。
横から見た時にも、頑張って入れました感がなくてスマートですね。ギチギチのクリランスも良いですけど、ある程度余裕を持ったクリアランス確保も重要だと最近思います。
8インチに大きい過ぎるキャリパー入れちゃうと、ちいちゃい子供がパパの靴を履いているような感覚…。(個人的主観ですが。)
それでは。
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