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アウディA4アバント【車高調のフロントバネ交換】

以前に友人のA4アバントに車高調取り付けの手伝いをしたのですが…

 

フロントのバネを交換するとの事で再びお手伝いです。

 

A4アバントのフロントバネは直巻きスプリングでは無いのでどうしようか悩んだんですけど、アッパー側をちょこっと加工して直巻きスプリングを使うことにしました。

 

今回行った加工や使ったスプリングIDについて詳しく解説していきます。

 

フロント車高調の外し方に付いては、コチラの記事を見てもらえば分かると思います。

 

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目次

今回使ったスプリングID

 

今回、A4フロント車高調に使ったスプリングはID65を使います。

 

ちなみに、使っている車高調はラッシュで、はじめから付いているスプリングIDは…

 

  • 上側 68.5
  • 下側 62

 

上下でスプリングIDが違う理由は、アッパーマウントが純正流用のため、そちら側に合わせて作ってあるためです。

 

ここへ、直巻きのスプリングを使う場合に、下側のサイズに合わせてID62を使うと、アッパーマウント側が入らなくなってしまう恐れがありましたので、ID65を使います。

 

スプリングのIDはプラス3ミリ程度までは問題なく使用可能です。

 

3ミリを超えてくと、スプリングシートの当たり面が大きく減ってしまうため、スプリングシートの破損につながります。

 

直巻きスプリングに交換するための加工

ID65の直巻きスプリングをそのまま、車高調に付けようとしても、アッパーマウント側が入りません。

 

ゴムシートとのサイズが合わないためです。

 

 

アッパーマウントにハマっている、ゴムシートを外せばそのまま使えるのですが、これだとスプリングが動いてしまい、以下の様なトラブルの原因になります。

 

  • 異音の発生
  • アッパーマウントの破損

 

 

そこで、アッパーマウントについているゴムシートをID65のスプリングが入るように削っていきます。

 

素材はゴムなので、カッター等で削ることも可能ですが、如何せん時間が掛かってしまいますので、サンダーでどんどん削ります。

 

  • 左側 削った後
  • 右側 削る前

 

スプリングを合わせながら、ゴムシートを削り、スプリングがピッタリハマるようになったら、スプリングをハメてアッパーマウントを固定すればOKです。

 

 

これにて、A4のフロント車高調直巻きスプリング化は完了です。

 

まとめ

 

スプリングサイズが独特なせいで、せっかく車高調を取り付けているのに、スプリングを変えることが出来なかった方は参考にしてみて下さい。

 

直巻きスプリングが使えるようになれば、スプリングの選択肢は大幅に広がりますね。

 

今回は【スイフト製】のスプリングを使用しました。

 

 

それでは。

 

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