先日のツーリングでスプロケット周りを派手に痛めたもので、リアのスプロケットスペーサーも再度新品に交換…。
そこでこの記事では、GMモト製のリアスプロケットスペーサー取り付けとベアリング交換について紹介していきます。
※新品を使用する場合も、国産のベアリングへ交換することをお勧めします。
スプロケットスペーサーのベアリング交換
GMモト製のリアスプロケットスペーサー(30ミリ)には、ハブベアリングが嵌め込まれているのですが、このベアリングは使用する前に新品へ交換しておくことをお勧めします。
やっぱりベアリングはちゃんとしたメーカーの物を使用しないと、ろくなことになりません…。
一度僕自身もそのまま使用して、ベアリングが粉砕…。SNSでも、何人かの人がベアリングが破損しているのを目撃しています。
ベアリングに対して、完全に垂直に力が掛かっていないために破損している可能性もありますが…。いくらもしない部品なので、交換しておいて損は無いかと個人的には思います。
裏からソケットをあてがい、叩けば抜けます。ヒートガンで少しスペーサー本体を温めて作業していますが、やらなくてもそのまま抜けます。
アルミは熱膨張で結構広がるので、温めた方が抜きやすいのは間違いないですけど。わざわざヒートガンを購入するほどでは無いです。
使用するベアリングは、モンキーの純正ハブに使用されているベアリングと同様です。
▪️NTN製 6201LLU
ベアリングを交換して組み付けたものの、やっぱりアクスルシャフトを締め込むと、ハブの回転が渋い…。
そのため、ベアリング抜いて、純正ハブ側のベアリングにアクスルカラーを突き当て固定する方法にしました。原因は分かりません〜。ハブ側もスペーサー側も同じベアリングを使用しているんですけどね…。
おそらくですが、スペーサーのベアリング圧入部分の精度が悪いのかもしれません…。スペーサーの固定部分に対して、ベアリングの圧入部分が斜めになっているとか…。
【モンキー】GMモトのリアスプロケットスペーサー取り付け
ベアリングの交換が済んだら、ダストシールを元に戻してボルトで固定し、スプロケットを取り付けるだけ。
ボルトで固定していますが、本来なら純正のスタッドボルトにナットで固定する方が良いかと…。
今回は、クロモリのキャップボルトを使用。製作当初は、ステンのボルトを使用していましたが、思いのほか乗る機会が多いので、ステンレスのボルトは辞めました…。
今回、GMモトの5.5Jホイールに、30ミリスペーサーを使用していますが、Gクラフトの5.5Jホイールにこのスペーサーを合わせてしまうと、チェーンラインが出ないような気がします。(多分)
確かホイールのオフセットが異なる。
▪️Gクラフト製のスペーサー
まとめ
GMモト製のリアスプロケットスペーサーを使用する際には、使用前にベアリングを国産のものに交換してから使用することをお勧めします。あくまでも個人的な意見ですので、そのまま使用するならするで良いと思いますが…。
最初に使用されているベアリングをそのまま使用して、ベアリングが破損している事例が結構多い気がします。
※少なからず、3.4台はSNSで目撃済み。
今回、ベアリングを交換して組み付けましたが、ハブの回転が悪い気がして、スペーサー側のベアリングを抜いて、ハブ側のベアリングを使用しています。ハブ側のベアリングを使用すると、ハブの回転がやっぱりスムーズでした。同じベアリングを使用しているんですけどね…。
ベアリングが斜めに入ったのか、はたまたスペーサーに対してベアリングの圧入部の垂直度が悪いかの2択かと思われます…。
それでは。
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