先日、エンジンの組み換えに伴い、スプロケットのセッティングを再調整することにしました。
そこでこの記事では、モンキーのリアスプロケットの交換について紹介していきます。
スプロケットの取り付け向きだけ注意が必要です。
【モンキー】リアスプロケットの交換
今回使用するスプロケットは、キタコさんのこちらの商品です。
スプロケットのサイズは、30丁から31丁へ交換します。リアのスプロケットを1丁上げるだけですので、ドライブチェーンのコマ数はそのまま取り付けします。少しだけ、ショート寄りのセッティングへ変更です。
※インナーローターを組んだら、トルクが細くなり山道を登らなくなったため…。
リアのスプロケットを1丁上げるので、リアタイヤはスプロケット交換前よりも、少しだけ前進します。約2.3ミリほどタイヤが前にいきました。
チェーンを外して、リアタイヤを外した状態でリアスプロケットを外して、再び取り付けるだけ。
スプロケットを変更する度合いによっては、チェーンをカットしたり、チェーンを交換する必要がある場合も出てくるかと思います。
スプロケットをボルトで固定していますが、本来であれば純正のハブボルトを使用してナットで止める方が良いかと思います。
全ての組み込みが完了したら、チェーンの張りを調整して、チェーンのアライメントを確認して作業完了です。
少し余談ですが、スプロケットを固定した後、タイヤを回してみて、チェーンが張ったり緩んだりしてしまう方はこちらをご覧ください。ちょっとしたことで、改善できるケースが多いです。
スプロケットの取り付け向きに注意
モンキーのリアスプロケットを交換する際には、スプロケットの取り付け向きに注意です。
モンキー用のリアスプロケットは、凹みがある面と凹みが無い面がありますが、6Vモンキーのリアハブと12Vモンキーのリアハブでスプロケット取り付け面のオフセットが1mm異なるため、スプロケットの取り付け向きを変更します。
- 6Vモンキー 凹み側を内側に
- 12Vモンキー 凹み側を外側に
▪️6Vモンキーの場合
▪️12Vモンキーの場合
スプロケットの取り付け面を逆にしてしまうと、チェーンラインが1mmズレてしまいますので、そこだけ注意です。
まとめ
モンキーのリアスプロケットを交換する際には、スプロケットの取り付け向きに注意です。
6Vのハブと12Vのハブで、スプロケットのオフセット量が微妙に異なるため、スプロケットの取り付け向きを変えることで、どちらのハブにも対応できる形状になっています。
社外品のモンキー用リアスプロケットの場合の話。
- 6Vモンキー 凹み側を内側に
- 12Vモンキー 凹み側を外側に
不安な方は、今付いているリアスプロケットの写真を撮っておき、同じ向きで交換するスプロケットを取り付けてやれば間違いありません。
※社外品のスプロケットが付いている場合に限りますが…。
それでは。
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