僕もモンキーにインナーローターを組み込もうと思うのですが、配線はどのような接続方法になりますか?
先日、インナーローター組み付けの記事をアップしたところ、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、モンキーにインナーローターを組み込む際の、配線接続方法について紹介していきます。
【モンキー】インナーローター組み付け時の配線接続
純正のフライホイールや社外品のアウターローターの場合は、ジェネレーター側から5本ほど配線が出ているかと思いますが、インナーローターの場合は、2本しか配線が出ていません。
この2本の配線の接続箇所は以下の通りです。
- ピックアップ側の配線 青/黄(青白) ピックアップからCDI
- コイル側の配線 黒/赤 発電機からCDI
上の画像の矢印部分から出ている線が、ピックアップ側の配線になります。
もう1本の配線は、発電用のコイルから出ている線になります。(点火に必要最低限の発電はしている。)
ちなみにですが、インナーローターには基本的にニュートラルランプの配線はありませんが、自分で配線を1本用意して、先端の被覆を剥いてはんだコテで固めたのち、ミッション部分のセンサーに差し込んで、車体側の若葉/赤の配線と繋げばOKです。(バッテリーを積んで、バッテリー残量があればこれでニュートラルランプが点灯します。)
純正のフライホイールや社外品のアウターローターの場合は、ジェネレーター側から5本ほど配線が出ているかと思いますが、インナーローターの場合は、2本しか配線が出ていません。
- 白色
- 黄色
- 緑色
この3本に関しては、コイルが発電して電力を流すための配線になります。そのため、エンジン始動に必要最低限以外の電力を発電しないインナーローターでは、使うことがない配線になります。(どこにも繋がないフリーの状態になります。)
▪️今回取り付けたインナーローター
付属のCDIを使用する場合
インナーローターキットに付属するCDIを使用する場合は、ピックアップの配線と発電コイルの配線のほかに以下の配線を接続し直す必要があります。
- イグニッションコイルとCDI
- CDIのボディアース
- キーシリンダー 黒/白
今回僕が使用しているインナーローターの場合、発電コイルとCDIの接続箇所が2連のギボシ端子になっているので、こちらにキーシリンダーから出ている黒と白の配線を割り込ませてやればOKかと思います。
このキーシリンダーの配線を割り込ませておかないと、キーをオフにしてもエンジンが止まりません。
※黒/白の配線は、エンジン停止線
まとめ
モンキーにインナーローターを組み込む際には、車体側の青黄と赤黒この2本の配線とインナーローター側から出ている配線を接続するだけです。
- ピックアップ側の配線 青/黄(青白) ピックアップからCDI
- コイル側の配線 黒/赤 発電機からCDI
すでに車体側の配線を済ませてある車両に関しては、コレだけ接続したらインナーローターの配線は完了です。CDIを現状のものをそのまま使用する場合は。
もし、この機にCDIを変更する場合に関しては…
- CDIとイグニッションコイル
- CDIのボディアース
- CDIとキーシリンダーの黒/白
この3本も接続が必要です。CDIにキーシリンダーのエンジン停止線を組み込み忘れると、キーシリンダーをオフにしても、エンジンが止まらない状態になりますので注意です。
それでは。
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