モンキーのエンジンを最近ボアアップしたのですが、ボアアップしたエンジンの場合、みなさんどのぐらいの頻度でオイル交換をしているのでしょうか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、ボアアップしたモンキーのオイル交換頻度はどのぐらい?というテーマでお話ししていきます。
ボアアップしたモンキーのオイル交換頻度はどのぐらい?
一概に何キロ走ったらオイルを交換するのが正しいという明確な答えみたいなものはありませんが、500〜1000キロ程度の走行でオイルを交換される方が多い印象です。
個人的には、ボアアップしたエンジンであれば、500キロぐらいでオイル交換してやるのがベストかと思います。
頻繁に乗っている車両だとこのぐらいになるかと思いますが、乗る頻度がそこまで高くない人に関しては、もっと短い走行距離でのオイル交換になるかと思います。
500キロぐらいの走行であれば、そこまでエンジンオイルが真っ黒になる段階でもありません。オイルが汚れてきた段階ぐらいで交換してしまうのが、エンジン内部の汚れ蓄積にもなりませんし、良いかと思います。
また、油温が著しく上がったような場合は、オイル交換サイクルを早めるケースもあります。オイルはある一定以上の油温を超えてしまうと、オイル性能が低下し、かつオイルが冷えても低下した性能は回復しません。
その辺を踏まえて、夏場の方がいつもよりオイル交換のサイクルは早めに取っても良いかと思います。
1つ余談ですが、ボアアップした直後は100キロ程度の走行でエンジンオイルを交換してやることをお勧めします。興味がある方は、その辺りの話をこちらの記事でしております。
あと、個人的にボアアップエンジンにお勧めのエンジンオイルは、ニューテック。
乗り方や排気量によっても話が変わる
エンジンの回転数を著しく上げて乗るような頻度が多いエンジンと、エンジンの回転数はそこまで上げずに走行しているエンジンを比較すれば、当然後者の方がエンジンオイルの汚れや劣化は早まります。
そのため、乗り方次第ではオイル交換のサイクルがまた変わってくるという話です。
極端な話、88ccのボアアップと110ccのボアアップでは、88ccのエンジンに入れているオイルの方が早く痛むケースも。
つまるところ、排気量が大きいパワーのあるエンジンよりも、88ccぐらいのボアアップの方がオイル交換の頻度を高めにした方が良いこともあるということです。
これは、同じ速度で走行した際に、88ccのエンジンの方が回転数を上げて頑張る必要があるためです。同じ距離を走っても、オイルの劣化は早くなりますね。
88ccって適度に上まで使えて楽しいエンジンですが、エンジンを頑張らせて走行する場面も多いので、ロングクランクを入れて100ccオーバーの排気量にしているエンジンよりも、オイル交換の頻度は早めても良いぐらいです。
まとめ
どのぐらいの頻度で乗っているかによっても話が変わってきますが、ボアアップしているエンジンであれば、500キロ程度走行したらオイル交換時期として、オイルを変えてしまっても良いぐらいかと個人的には思います。
1000キロじゃ少し走り過ぎな気もしますが、せいぜい引っ張って1000キロ程度かと思います。人によっても考え方が変わるので一概には言えませんけどね。
オイルが汚れ始めたぐらいでオイル交換してやるぐらいが丁度良いかな。と思います。
そんなこと言いつつ、年間に500キロも走行しないので、200キロ程度でモンキーのオイルは交換しているんですけどね…。
それでは。
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