通勤で使用しているN-ONEのタイロッドエンドブーツがひび割れてきているので、近々の車検に備えてブーツの交換作業を行いました。
この記事では、JG1(N-ONE)やJF1(N-BOX)のタイロッドエンドのブーツ交換方法について紹介していきます。
使用する工具
- タイロッドエンドプーラー
- ラチェット
- ソケット(17ミリ)
- ラジオペンチ
今回使用した工具は上記の通りです。
後でもう一度紹介しますが、ブーツをはめ込むのに、内径25ミリの塩ビパイプを使用しています。
▪️使用したタイロッドエンドブーツ
大野ゴムさんの【DC-1531】です。
【JG1やJF1】タイロッドエンドブーツの交換方法
作業手順は以下の通りです。
- 割りピンを外す
- ナット(17ミリ)を外す
- プーラーでタイロッドエンドを外す
- ブーツを外す
- グリスを洗浄して再度グリスアップ
- 新しいブーツを圧入する
割りピンを外して、17ミリのソケットでタイロッドエンドを固定するナットを緩めたら、ナットとボルトの頭をツラにして、タイロッドエンドプーラーでテーパー部分を外します。
この時、ナットを痛める可能性があるので、別のナットを使用して作業しています。
古いブーツは、クリップ外しの先端を入れ込み、取り外し。
あとはボールジョイント部分の古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗布したら、新しいブーツを圧入。あとは逆の手順でタイロッドエンドを組み込み、作業完了です。
今回使用したグリスは、シャーシグリスです。
ブーツを入れる時には、サイズの合うパイプ状のもをあてがい、ハンマーで叩き入れると簡単に入ります。今回は、ホームセンター等で買える塩ビパイプ。(このパイプで3.4台ブーツの圧入作業をしています。)
組み付け時には、割りピンは再利用は原則禁止ですので、新品の割りピンを用意しておくことをお勧めします。
まとめ
タイロッドエンドプーラーだけ用意しておけば、タイロッドエンドは比較的簡単に取り外しが出来るので、それほど難しい作業ではないかと思います。
ただ、車屋さんにお願いしてもそれほど工賃が高い作業ではないので、少しでも不安要素があるのであれば、車屋さんに作業を依頼することをお勧めします。
この車のブーツは、圧入式ですのでブーツの径に合うパイプやソケット等を使用すれば、簡単に取り付けが可能です。
ソケットなら24ミリぐらいのサイズになるかと思います。
それでは。
▪️関連記事はこちら