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【モンキー】エンジン磨きの集大成。シリンダーとヘッドのバフ掛け編

少し前に知り合いの方とLINEをしていた際、シリンダーヘッドのトップカバーをバフ掛けしたことを伝えたところ、そのまま下まで。と言われて…

 

シリンダーとシリンダーヘッドもバフ掛けすることにしましたので、シリンダーとシリンダーヘッドの磨きについて簡単に紹介していきます。この2つの磨きがモンキーエンジン磨きの集大成かと思います。

目次

エンジン磨きに使用するもの

 

  • リューター
  • 割り箸
  • 紙ヤスリ
  • 綿棒
  • スポンジペーパー
  • ゴム砥石
  • フェルトバフ
  • 積層バフ
  • ホワイトダイヤモンド
  • シェイクモーリー

 

今回、エンジン(シリンダーとシリンダーヘッド)の磨きに使用したものは上記の通りです。

 

シェイクモーリーは必須。

 

 

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ホワイトダイヤモンドに関しては、個人的に多様はしてませんけど、最後はホワイトダイヤモンドで一通り撫でてあります。匂いがチャラいのでね。

 

金属のポリッシュパーツはホワイトダイヤモンドで甘い香り。塗装面はザイモールで甘い香り。結構良い匂いがするバイクなんです。

 

 

 

 

使用頻度は多くありませんでしたが、グラインダーも使用してます。ダイソーのバフ掛けグッズを添えて。

 

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【モンキー】エンジン磨きの集大成

 

まずは、エンジンをバラしてシリンダーヘッドをシリンダーを取り外しました。今回磨くエンジンは、学生時代に結晶塗装をしてしまっていたので、最強の剥離剤にて、塗装を剥離するところからのスタート。

 

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新品のボアアップキットを塗装しておりましたので、剥離後の表面は新品みたいなものです。

 

やっぱりエンジンは塗装するものでは無いですね…。

 

 

エンジン磨きの途中経過写真は正直これぐらいしかありませんが、気合いで表面を擦るだけですので、誰にでも出来る作業です。

 

フィンの中を磨く際には、割り箸に紙ヤスリを巻き付けひたすら擦るだけ。フィンの中の磨き方はこっちで書いたので割愛。

 

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エンジンを製造する際に出来る金型の繋ぎ目部分もなるべくツルツルになるよう、出っ張りは除去してあります。

 

シリンダー部分のフィンに関しても、1箇所だけ高さが異なるフィンがありましたので、グラインダーにて高さを揃えたりもしています。

 

スタートの紙ヤスリは180番。次に320番。そのあとは紙ヤスリは使用せずに、3Mのスポンジペーパーとどこのホームセンターでも売っている研磨剤を入れた磨き用クロスで表面の荒仕上げをしています。

 

 

 

手作業は3Mのスポンジペーパーが最後です。下記4種類のスポンジペーパーです。

 

  1. fine            240〜320番
  2. super fine  320〜600番
  3. ultra fine      800〜1000 番
  4. micro fine    1200〜1500番

 

この4枚セットのみ購入して使用しました。細かい部品の磨きには、この手のアイテムが重宝するし手を抜いてもそこそこの仕上がりになります。

 

 

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このぐらいやっておけば、シェイクモーリーとフェルトバフの力でそれなりの鏡面仕上げになります。

 

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リューターを使った残りの作業では、ゴム砥石400〜600番を使用し、手作業で拾いそびれた凹凸や傷を強引に取り、フェルトバフ→積層バフで最終仕上げです。

 

 

 

ゴム砥石はこれまで色々試しましたが、安物だと使い物になりません。今回は、ダイテックジャパンというメーカーさんのものを使用しています。強引に凹凸を消すのに使用しているので、ガンガンゴムが削れちゃいますが、お金で時間を購入する感じです…。(荒い番手のゴム砥石から始めたらもちは良いですけど、それだとボコボコになっちゃうのでそこは注意です。)

 

 

正直、リューターとゴム砥石を使えば、手作業時点でそれなりに手を抜いても、エンジン特有のボコボコはそれなりには拾えます。

 

最終仕上げまで終えると、こんな感じ。

 

正直なところ、序盤でかなり面倒になり、細かい凹凸まで拾いきってないのでそこまで完璧な仕上がりとは言いませんけど、ま〜ぱっと見なら様子がおかしいエンジンになるかと思います。

 

 

メーカーの刻印まで綺麗に消したら、もっと最高なんですけどね。

 

正直、これに関してはコツとかは無いかと思います。

 

 

無事にエンジンを組み込み、全ての作業が完了です。

 

ガスケットはどこのメーカーを使用するか迷いましたが、色が一番鮮やかだったシフトアップさんのものを使用。今回、たまたまシリンダーやシリンダーヘッドもシフトアップさんでしたけど、そうじゃなくてもこれ使ってたかと思います。

 

 

まとめ

 

これまでモンキー(ダックス)の部品を色々磨いてきましたが、今回の車両のバフ掛け作業の集大成かと思われます…。

 

ちなみに、作業に掛かった時間はざっくりですが24時間程度かと思います。平日の夜の時間毎日2時間程度を使用し、10日弱で仕上げ作業まで完了しました。

 

今回使用した道具は全て記載してありますので、そちらを購入してもらえたらこのぐらいの仕上がりは可能かと思います。これ以上も十分可能です。

 

正直なところ、こんな地道な作業をせずに、業者さんに作業依頼すればムラなく綺麗な仕上がりになる方法もあるんですけどね…。(もちろん、業者さんの腕もありますが。)ただ今回は、バフ掛けでいきたかったので、磨きで。

 

これでエンジン周りはクランクケースを除いては、ポリッシュ仕上げに。

 

 

エンジン下ろす気はないので、クランクケースはそのまま結晶塗装のままにしておきます。

 

それでは。

 

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